アクセラが大幅改良。新採用1.5Lディーゼルの走りもチェック
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:菊池 貴之
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マニアックとは言っても「運転して心地良い」というのは必ずしもスポーティという意味ではない。人間中心というからには快適性、とりわけ疲れにくさを重視するべきだというのがマツダの考えで、アクセラをはじめ、マツダ車は理想のドライビングポジションにこだわる。人間が最も快適なのは寝ている間に自然にとる姿勢であり、宇宙飛行士が無重力空間で脱力した時の姿勢と考え、その姿勢に近い足首、膝、股関節、脇、肘の角度を保って運転できるポジションを理想とした。足を自然に伸ばした位置にペダルを配置し、オルガン式のアクセルペダルを採用する。
他のマツダ車同様、アクセラにもヘッドアップディスプレイ(初めてカラー化!)が一部グレードを除いて標準装備され、ドライバーの視線移動をできるだけ減らし、疲労低減が図られる。私個人はオルガン式ペダルは好みではないし、ヘッドアップディスプレイも邪魔に思えるが、こういうのは何を採用してもすべての人が満足することはあり得ないわけで、作り手が信念をもって標準装備し続けるのはよいことだと思う。
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