アヴェンタドール試乗。走りに注入された哲学
掲載 更新 carview! 文:山崎 元裕/写真:篠原 晃一
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ミッドのV12エンジンが発揮する最高出力は700ps。車名に掲げられるLP700-4は、この700ps仕様のエンジンを、縦置きミッドシップする4WDモデルの意。アクセルペダルを踏み込むと、アヴェンタドールはほとんど重量感を感じさせないまま、加速を始める。エンジンのフィーリングは、これもまた大排気量の自然吸気エンジンであることを意識させないほどに軽く、そしてスムーズだ。自然吸気エンジンらしいナチュラルなトルク特性や、高回転域でのパワーフィールと鋭いレスポンスは、ドライブ中にも何回もその魅力を感じた部分だ。
ロボタイズド7速ギアボックスは、近年のトレンドでもあるデュアルクラッチではなく、シングルクラッチを組み合わせるが、ランボルギーニはその理由を「軽量化のため」と説明する。実際にクラッチが切断される時間は、「ストラーダ」のドライブモードでも非常に短く、したがって加速の失速感はほとんどない。「スポーツ」、「コルサ」とモードを変更していくと、ショックはやや大きくなるものの、ほとんどデュアルクラッチに匹敵する速さで、シフトアップ&ダウンは完了する。
アヴェンタドールの走りで、最も印象的なのは最新のシャシーと4WDシステムが生み出す相乗効果だ。プッシュロッド式サスペンションの動きは、常にスムーズでナチュラル。当然のことながらドライブモードによってコーナリングのキャラクターも変化し、「ストラーダ」から「スポーツ」モードへの移行では、ステアリング操作に対してのノーズの動きが、より俊敏なものになっていることが特に印象的だ。
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