【ポルシェのプライドに火がついた！】最強EV「タイカン ターボGT RS」がシャオミから“ニュル最速奪還”に向けて極秘テスト開始

シャオミ　SU7 ウルトラ

巨大リアウイングとロールケージ搭載、狙うは“ニュル最速EV”

リアセクションには巨大な固定式リアウイングを装備。角度は手動で調整可能ですが、アクティブ可変式ではありません。また、ウイングやボディ後方には多数のセンサーが取り付けられており、スポイラー周辺の気流や圧力変化を計測していると見られます。

リアディフューザーは大型化され、車体後方から空気を効率的に抜く構造に。以前のテストではカーボンファイバーの破片を引きずりながらピットに戻るシーンも目撃されており、今回の車両ではその部分が修復されています。

サイドスカートは幅広く、後輪にはエアロディスクを装着。ブレーキも大型化され、あらゆるディテールがこの車の“徹底したパフォーマンス志向”を物語っています。

さらに、リアウインドウ越しにはロールケージがはっきりと確認でき、テスト車両が完全なサーキット仕様であることを示しています。

果たして、ポルシェはシャオミ「SU7ウルトラ」の記録を破り、再び“ニュル最速EV”の座を奪還できるのでしょうか。記録挑戦は早ければ年内に実施される可能性があります。

（終わり）

（写真：APOLLO NEWS SERVICE、ポルシェ、シャオミ）