【ポルシェのプライドに火がついた！】最強EV「タイカン ターボGT RS」がシャオミから“ニュル最速奪還”に向けて極秘テスト開始

タイカン ターボGT RS 開発車両 「画像：APOLLO NEWS SERVICE」

1200ps以上か。「911GT2 RS」風の空力処理も

今回スクープされた車両は充電中の状態だったため、細部までじっくりと観察することができました。前後フェンダーフレアにはテープのラインが確認でき、標準の「ターボGT」よりも約1インチ幅広いピレリ製サーキットタイヤを装着しているのがわかります。

標準の「タイカン ターボGT」は、デュアルモーターのオーバーブーストモードで最高出力1034psを発揮します。もしこのモデルが「RS」仕様であれば、それを上回る1,200ps級のパワーを実現している可能性があります。

フロントフェンダーには「911 GT2 RS」を思わせるベント（排気口）が設けられており、ホイールアーチ内の高圧空気を外へ逃がすことでノーズ部分の揚力を軽減。同時に、ブレーキの熱を逃し、クーラーへのエアフローも改善する効果が期待できます。

さらに、フロントスプリッターは強力なダウンフォースを生み出すため、補強ブレースが追加されています。コーナリング時には、このダウンフォースがさらに増加するよう設計されているようです。