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新車販売、2年ぶり500万台突破。年度ではプリウスが5年ぶり首位【マーケット概況・3月】

輸入車はクリーンディーゼル車の増加などで高水準を維持

輸入車は3月も好調を維持し、日本メーカー車を除く外国メーカー車の乗用車登録台数は前年同期比7.3%増の3万9635台と12ヶ月連続のプラスとなった。登録乗用車全体に占めるシェアは10.0%に達した。また16年度の外国メーカー乗用車の累計販売台数は5.9%増の29万7779台となった。クリーンディーゼル車が増加していることが販売増の一員となっており、そのシェアは22.2%と過去最高を更新した。今後、参入メーカーが増えれば、さらに伸びる可能性もある。

輸入車ブランド別では、8578台を登録したメルセデス・ベンツが25ヶ月連続で首位を獲得した。2位は6775台を登録したフォルクスワーゲン。前月に続き、BMWを押さえ込んだが、3位BMWとの台数差はわずか76台と、予断を許さない状況だ。

4位はBMWミニ。これにアウディが続いた。このほか大きな伸びを示したのがルノー。前年比68%の伸びを示し、7位に入った。マイナーチェンジや限定車の投入などで話題を提供してきたのが功を奏した。またジープやプジョーも2ケタ増と健闘した。なお、輸入ブランドはトップ10をはじめ、大部分のブランドが前年実績を上回った。

年度ではメルセデスが昨年に続き首位を維持し、BMWが7年ぶりに2位につけた。フォルクスワーゲンは3位に後退した。

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