新車販売、2年ぶり500万台突破。年度ではプリウスが5年ぶり首位【マーケット概況・3月】
掲載 更新 carview!
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自動車販売の最需要期となる3月。新車登録台数は過去1年間で最高レベルに達し、さらに前年の水準も上回る好調ぶりとなった。また2016年4月から2017年3月までの累計登録台数でも前年度の実績を上回り、3年ぶりにプラスに転じた。詳しい状況を見ていこう。
3月単月の新車販売は、前年比8.7%増の69万1375台で、5ヶ月連続で前年を上回った。登録車は前年比14.8%増と2ケタ増を達成し、8ヶ月連続プラスを達成。このうち普通乗用車(3ナンバー車)は13.7%増の20万9634台、小型乗用車(5ナンバー車)は16.0%増の18万8414台と、普通・小型車ともに大きく伸びた。
一方、軽自動車は、前年比0.2%減の23万0721台で3ヶ月連続のマイナスに。軽乗用車は前年比0.03%増と微増したものの、軽商用車が0.9%縮小し、足を引っ張る格好となった。
なお、この時期には2016年度(2016年4月~2017年3月)の実績も出そろうが、新車累計販売台数(登録車、軽自動車合計)は前年比2.8%増の507万7904台で、2年ぶりに500万台の大台を超えた。販売増に大きく貢献したのは登録車。登録車は前年比7.5%増の335万7933台で、2年連続でプラスを維持した。特に下半期に各メーカーの新車攻勢が続いたことが販売増に結びついた。一方、軽自動車は前年比5.1%減の171万9971台で、3年連続のマイナスとなった。
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