ついに終了が正式予告された現行「GT-R」。次期型の運命は4つのパターンが考えられる!
掲載 更新 carview! 文:ピーコックブルー 25
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そのようななか、日産は2024年3月25日に中期経営計画の発表をおこない、2026年度までに16モデルの電動車両を含む30モデルの新型車を投入することを明らかにしました。
プレゼンテーションのなかで、それらの新型車と見られる多くのシルエットが映し出されましたが、そのなかに次期GT-Rと思われるものはありませんでした。
この事実を額面どおり受け止めると、次期GT-Rが発売される予定はないということになります。
実際、日産関係者も「次期GT-Rについては不明」と口をそろえており、歴史あるモデル名が消滅する可能性も否定できません。
それでも、「GT-Rの名前を途絶えさせるわけにはいかない」という声が、社内外から聞こえてくるのも事実です。
こうした状況を総合すると、次期GT-Rについては大きくわけて4つの可能性が考えられます。
1つ目は「フェアレディZ」のように、現行モデルのプラットフォームやパワートレインを活用しつつ大幅な刷新を加えて、事実上の新型車としてGT-Rを存続させるケースです。
2つ目は、数年のブランクを経て、2028年度以降にハイパーフォースの市販モデルでGT-Rの名前を復活させるケースです。
あるいは、1つ目の方法で数年のブランクを埋め、満を持してハイパーフォースの市販モデルを登場させるという「合わせ技」も考えられます。
あとの2つはあまり歓迎すべきものではありませんが、まったく異なるモデルにGT-Rの名前を与えるという3つ目のケースと、そもそもGT-Rの名前を消滅させてしまうという4つ目のケースです。
このいずれかのケースが選ばれるのか、あるいはさらなる選択肢が存在するのかは、正直なところ不明です。
ただ、日産があらゆるケースを想定していることは確実であり、どの選択肢を選ぶかによって、GT-Rの命運が決定されます。
いずれにせよ、現段階では日産からのさらなるアナウンスを待つしかなさそうです。
<終わり>
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<写真:日産>
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