次期トゥアレグのコンセプト・T-Prime独占取材。斬新なコックピットも注目
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
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T-Prime コンセプト GTEには252psの2リッターTSIと100kW(136ps)の電気モーターが組み合わさった、システム出力381ps/700Nmのプラグイン・ハイブリッド・パワートレーンが搭載されている。トランスミッションは8速で、駆動方式は4WDだ。すでに市販されているGTEモデルと同様、ハイブリッド時にはスポーツ走行に最適化されたGTEモードが選択可能で、14.1kWhのリチウムイオン電池はフル充電で50kmのEV走行を可能にする。
もちろん、この他に通常のガソリン仕様の他、欧州向けにはディーゼルも用意されるが、こうした電動化を伴うイノベーションは先日VW会長のマティアス・ミュラーが宣言した2025年戦略の最重要事項でもある。
取材中に解説をしていただいた前述のリヒャルツ氏は45歳の若さ。最後に「VWは社長のヘルベルト・ディースの下で大きく変わります。ポートフォリオはスモール、コンパクト、ミッド&ビッグサイズ、そしてEVの4つのグループに分けられ、それぞれが責任もって戦略、開発、商品化させます。今後をぜひ見守ってください」と締め括ってくれた。
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