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【没個性?】なぜ自動車メーカーは“プラットフォームを共通化”するのか。計り知れないユーザーメリットとは

【没個性?】なぜ自動車メーカーは“プラットフォームを共通化”するのか。計り知れないユーザーメリットとは

フォルクスワーゲン MQB

新興国市場の拡大も普及を後押し

一方、自動車メーカーがプラットフォーム戦略を採用するようになった背景には、短期的な利益を得る以上の理由があるようです。ある業界関係者は次のように話します。

「VWグループをはじめとする大手自動車メーカーが、プラットフォーム戦略の計画をはじめたのは2000年代後半のことです。

このころの自動車市場を見ると、欧州や北米、日本といった既存の市場は成長が頭打ちとなっており、そのかわりに東南アジアや南米、そして中国といった新興国が台頭していました。

当然、自動車メーカー各社はそうした新興国市場に狙いを定めるわけですが、これらの地域は日欧米とは嗜好性が大きく異なります。

しかし、これまでのように市場ごとに独自開発をすると、コスト面で競争力を得ることができないばかりか、新車の投入スピードでもライバルに遅れをとってしまう可能性があります。

そうしたなか、VWグループはプラットフォーム戦略を採用することで、多種多様なモデルを安価かつ迅速に開発するという相反する課題を見事にクリアしました。

つまり、プラットフォーム戦略がメジャーとなった背景には、新興国市場の拡大という大きなテーマがあるというわけです」

(次のページに続く)

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