各メーカーの“協業”、成果と課題【前編】
掲載 更新 carview! 文:すぎもと たかよし/写真:中野英幸、小林俊樹、篠原晃一、トヨタ自動車、BMWジャパン、三菱自動車
掲載 更新 carview! 文:すぎもと たかよし/写真:中野英幸、小林俊樹、篠原晃一、トヨタ自動車、BMWジャパン、三菱自動車
同じトヨタでは、BMWとの協業も話題だ。このうちスポーツカーの開発ではすでにさまざまな憶測が自動車メディアで展開されているが、この契約自体は「省・脱石油によるHV、PHV、EV、FCなどを進めるトヨタと、走りをリードするBMWとの協業」が目的とされており、日本の新世代パワーとドイツの伝統技術の融合が想定される。
そんな中、BMWはすでにiシリーズで次世代の回答をひとつ示しており、2社による共同開発車がこれと大きく被ることはないだろう。いわゆるスクープ記事などでは、トヨタがスープラ後継、BMWがZ4を想定などと言われており、それはなかなか信憑性の高そうな話ではある。ただ、そうした規定路線ではなく、たとえば2シリーズ相当のFFのコンパクトスポーツサルーンなど、より実用性を持った企画の方が日本市場には合っているのではないかと筆者は考える。
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