次世代レクサス、新型GSもジャパンプレミア

■ハイブリッドは燃費向上＆ラゲッジ拡大

ハイブリッドグレードの「450h」は、ハイブリッドシステムのブラッシュアップによって、出力向上（345ps⇒348ps）とともに燃費向上を狙った。エンジンは燃料噴射圧をより高圧縮化した次世代直噴システムとアトキンソンサイクルを採用した新開発の3.5リッターV6で、2段変速リダクション機構付きトランスミッションの摩擦損失低減、パワーコントロールの刷新なども行われている。数値は公表されていないが、ライバル車をさらに引き離す圧倒的な燃費性能が与えられたようだ。

現行モデルの弱点でもあった狭いラゲッジスペースは、小型化した2段積みバッテリーやリヤサスペンションのレイアウト変更によって、現行比で約1.5倍の465リッターを確保。ゴルフバック4個を収納できる積載力は、ガソリンモデルとほぼ同等まで改善されている。