三菱が新型SUV「デスティネーター」公開。デザイン好評も、「パジェロ復活」を期待するユーザーからは落胆の声

新型ミッドサイズSUV デスティネーター（インドネシア販売モデル）

パジェロ復活を期待するユーザーの揺れる本音

今回の発表では、「ぱっと見パジェロに見えた！」という反応が多く寄せられました。

三菱が長年展開してきた本格SUVの復活を期待していた層にとって、そのシルエットや7人乗りという構成が重なる部分がそうした印象を与えたようです。

一方で、「似たようなタイプを発売したら、次期パジェロが登場する可能性は低くなったと感じる」と落胆する声もあり、パジェロの復活を期待していたユーザーの失望もうかがえます。

さらに、デスティネーターに搭載されるのは1.5LのMIVECターボエンジンで、トランスミッションはCVTとされており、サイズは全長4680mm×全幅1840mm×全高1780mmと、アウトランダーPHEVと比べてもわずかに大きい程度にとどまります。

そのため、「アウトランダーのガソリンエンジン仕様なだけじゃん」といった冷静な見方も見られました。

なお、現時点で三菱から日本国内での導入に関する正式な発表は行われておらず、今後の展開に注目が集まっています。

また直近、南欧州で目撃され、ネット上に拡散された三菱の新型SUVのテストカーが話題を集めていました。しかし、スパイショットされたモデルはホイールが6穴式であり、デスティネーターは5穴式なので、異なるモデルである可能性が高まっています。

そのため、インターネット上では「パジェロ復活」の可能性もまだ消えていないのではないかという声もありますが、真相が明らかになるのはもう少し待つ必要がありそうです。

（終わり）

（写真：三菱）