ランドクルーザー300オフロード試乗 世界初採用の「E-KDSS」を全グレードに設定してほしい
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一、トヨタ自動車 103
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一、トヨタ自動車 103
発売直後に人気殺到、日本でも海外でも長い長い納車待ちの列ができているトヨタ ランドクルーザー300。発売直後の試乗機会ではオンロードしか走行することができず、悪路走破性能を試さないとこのクルマの真価を確かめられないと書いたところ、早速その機会が得られた。
試乗コースは愛知県のさなげアドベンチャーフィールド。急勾配の坂、左右互い違いに凹凸(おうとつ)が設けられたモーグル路、上りのロックセクション、水深700mm前後の池など、かなり厳しい、ランクルにふさわしいコースが設定されていた。加えてこの日は雨。全体的にグリップ力が低下していたため、さらに厳しいコンディションとなった。
まずは未舗装の25度(斜度)前後の急な下り坂を行く。25度程度ではただ静々と下っていくだけだ。現代オフローダーの必須アイテムである「ダウンヒルアシストコントロール」を使えば、加減速をクルマに任せることができるので、5段階から選べる速度を選んだら、あとはステアリング操作に集中すればOK。ちなみにグリップ力さえ確保されれば45度の登坂も可能。また傾斜角44度でも安定していられる性能をもつ。
ランクルにはダウンヒルアシストのみならず、路面、状況を問わず、加減速をクルマに任せられる「クロールコントロール」が備わる。言わば悪路版クルーズコントロールだ。ランクル200(先代)で初めて備わり、その後他社のSUVにも類似機能が備わるようになった。
またクロールコントロールを作動させ、トランスファーをローギヤにしている場合、ターンアシスト機能を使える。これは道の狭いオフロードのタイトコーナーなどで、内側後輪のみにブレーキをかけることで、その車輪をピボットにして飛躍的に小回りさせられる機能だ。
実際に左タイトコーナーで試してみたところ、左後輪をズリズリと引きずるように小さく回る。狭い悪路というだけで緊張する場面だ。そんな時にタイトコーナーに出くわした際の絶望を想像してほしい。切り返しも極力減らしたい。戻るのも大変だ。そういう状況でターンアシストは救世主となるはずだ。小林製薬なら「キリカエサーズ」とか「コマワリン」とネーミングしそうなありがたさだ。
※写真は試乗日とは別日に撮影したものです
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
伝説のマセラティ「200S」がミラノデザインウィーク2025に登場…老舗生地ブランド「ラルスミアーニ」と織りなすイタリアンラグジュアリーの現在地
BMWがハイパーカー2度目、20号車初の表彰台に喜び。LMGT3でもロッシ組が2位でダブルポディウム
ジープ『ワゴニア』、オフロード性能強化の限定車「オーバーランド」発表…ニューヨークモーターショー2025
「徒歩3分」で全線走破!? 日本一短い「国道174号」が「国道である理由」とは 現地で分かった「納得の道路状況」がすごかった
EV一本化から「ハイブリッド」容認へ! 35年まで延期、英国の方針転換は日本車復活の号砲になるのか?
容量調整が可能な“ロールトップ開口部”で登山やハイキングに最適! マックパックから登場した「日本限定 軽量バックパック」の魅力とは
【欧州】全長4.1m級! 日産の「超“コンパクト”GT-R」!? 540馬力超え「V6」×高性能4WD搭載の「ジュークR」!まさかの“正規販売”されていた欧州の「スポーツモデル」とは?
クルマ、何に乗ってるの? 僕たちの愛車紹介 #23|ルノー カングー
大出世した「東京メトロ始発駅」まもなく激変! 交通広場完成でバス再編&三井ショッピングパーク開業
トヨタ「新型ルーミー」登場する!? ちょうどいい“コンパクトボディ”に「新たなシリーズハイブリッド」搭載か? お手頃価格の「スライドドアトールワゴン」次期型はどうなるのか
えっ、気づいたら目的地!? メルセデス・ベンツ新型「Sクラス」が独で登場に対するネットでの反響とは 映画を観ながら移動できる“最新鋭セダン”の実力とは
【ポイントランキング】2025年WEC第2戦イモラ終了時点
【N-BOX強すぎ問題】だけじゃない。「N-WGN」販売苦戦の痛すぎる理由…復調の可能性はないのか?
中古で狙う「マニアックなスズキの名車」3選 海外製ならでは走りの良さや6速ATなどおすすめポイントを解説
【日本の宝】「スイフトスポーツ」実際どうなの? 購入者はコスパの高さに満足も、やや気になる点も
「これがアウトバック?」巨大SUVに転身した新型が発表される。500万後半スタートで…日本発売はあるか
【8年以上】売れ続ける「ルーミー」はそんなに素晴らしいのか…「ソリオ」とどっちを買うのが正解?
【わざと出してる?】なんでEVやハイブリッド車や電車は「ヒューン」という未来的な音がするのか
【開発大詰め】VWのベストセラーSUV「Tロック」が新型に。BEVにPHEV、スポーティな「R」も揃え26年公開
新型フォレスター発売。欲しい人は急げ! 待望のハイブリッドは納期1年待ち…エンジン車は早く手に入るかも
次期「デリカ D:5」最新情報。環状骨格やPHEV採用で「エルグランド」と“兄弟車”にはならず
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!