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努力で掴み取り、最後まで噛み合わなかった歯車。下田紗弥加の夢はまだ続く【D1GP最終戦レポート】

自ら掴み取った夢への切符

ーードリフト競技の国内トップカテゴリー「D1GP」に、昨シーズンから女性で唯一フル参戦を果たしている下田紗弥加選手。お台場で初めてドリフトを観て、そこから目指したD1GPへの道。下田紗弥加始まりの地であるお台場で繰り広げられた、23年シーズン最終戦を追う。

【過去のインタビューはこちら】
>>「どんどん尖っていきたい」世界で戦うドリフト女子、始まりの地 お台場へ【下田紗弥加 独占インタビュー】
>>過去一番の試練を乗り越えたチーム力。苦闘の末に掴んだベスト8【下田紗弥加 AP戦独占レポート】

時計の針を2014年に戻す。秋の気配が訪れるお台場で行われたD1GPの会場に、下田紗弥加の姿があった。

もちろん、今のように多くのファンに囲まれる人気ドリフトドライバーとしてではない。当時の彼女は、MT免許もなければ、ドリフトを見たこともない普通の女の子だった。しかし彼女は、そこで見たドリフトの迫力に圧倒され、「いつか絶対にここで走る」と決心した。

AT限定免許を解除し、練習用に「RX-7」を購入。最初は坂道発進すら満足にできなかったが、仕事を辞め、貯金を切り崩しながら血のにじむような努力を続けた結果、現在のチーム代表である佐藤謙氏をはじめ徐々に支えてくれる仲間も増えていき、わずか4年でドリフト競技の公式戦デビューを果たす。

2018年からは、下位カテゴリーであるD1Lightsへと挑戦を開始し、がむしゃらに走り続け、ついに2022年シーズンからトップカテゴリーであるD1GPへと昇格した。

「いつか絶対にここで走る」

そんな彼女の信念が通じたのか、D1GP挑戦2年目の今シーズンはカレンダーにお台場が復活。始まりの地であるお台場で、ついに正真正銘のD1ドライバーとして走る日がやってきたのだ。

願うだけじゃ叶わない。しかし、ひたむきに努力を続ければ、夢は叶うことを彼女は証明してみせた。

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