4月のマーケット概況、市場縮小で軽販売が苦戦
掲載 更新 carview!
掲載 更新 carview!
増税の影響で昨年は4月以降に販売が低迷したが、今年4月の新車販売は前年をさらに割り込み、特に軽自動車は2ケタ減のマイナスとなった。その状況を日本自動車販売協会連合会(自販連)、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)、日本自動車輸入組合(JAIA)が発表したデータから見ていこう。
乗用車、貨物車、軽自動車も含めた4月の新車販売台数は前年比7.5%減の31万9482台。最需要期後の4月は例年販売が落ち込む傾向があるが、今年は増税があった昨年並みに落ち込みが大きかった。昨年4月は前月比44.1%、今年は前月比45.9%だった。
登録乗用車は前年比2.9%増の17万0240台。9ヶ月ぶりに前年を上回ったが、伸び率は小幅に終わった。このうち3ナンバー乗用車は8.3%増の8万1909台で7ヶ月ぶりに前年を上回り、まずまずの結果だったが、5ナンバー乗用車は1.7%減の8万8331台で9ヶ月連続のマイナスと振るわなかった。一方で貨物車は、普通貨物が42.6%増、小型貨物は9.8%増で、トータルでは19.6%の増加と法人需要の好調ぶりが際立つ格好となった。
一方、軽自動車は全体で22.5%減の12万1111台ともっとも落ち込みが大きかった。貨物車は3.6%減にとどまったが、乗用車は26.9%減と大きく下落。これは昨年4月の増税時の駆け込み需要による需要拡大で生産が追いつかなくなって起こる、いわゆる“受注残”により、4月以降もしばらく市場が拡大した状況が続いたため。結果、今年4月の販売実績が見劣りした。また4月に軽自動車税が従来の7200円から1万0800円(自家用乗用車の場合)に引き上げられたことが影響した可能性もある。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
フェルシュホー、ハウガー後任としてMPモータースポーツからFIA F2残り2戦に出場。来季も継続参戦へ
フェラーリ、タイヤマネジメントの改善がラスベガスでは逆効果? ルクレール予想「昨年の強みを失ってしまったかも」
日産「新型“エルグランド顔”SUV」公開! 唯一無二の「ターボエンジン」×9速AT搭載! 10年ぶり全面刷新の「ムラーノ」米に登場…日本は?
1987年型ビュイックを1246馬力の怪物に、カスタムに5000時間…SEMAショー2024
約141万円! トヨタ新型「“アーバン“クルーザー」発表! 全長4m以下ボディ採用&MT設定アリ! 精悍エアロ採用の「タイザー」フェスティバル仕様印国に登場
SUPER GTの「GAINER Sieg」は夏/冬コスチュームのギャップに注目! 華やかに彩るかんざしはカーボン製!?
史上最軽量のドゥカティ パニガーレ、新型『V2』発表…EICMA2024
控えめにいってガラクタ……ぶっちゃけゴミだろ! フェラーリやランボの「鉄くず」が数百万円で取引されるマニアの異常っぷり
ついに我らのホンダがキタァァァァ! 2024年のホンダはN-BOX頼みじゃない! ヒット車連発の背景とは?
アルピーヌのダブル表彰台でハースはランキングダウン……しかしポジティブな要素も。小松礼雄代表「オコンも素晴らしかった」
「誰の手にも届くエレガンス」ロイヤルエンフィールドの新型『クラシック350』登場、69万4100円から
むしろ一般道こそ使うべき胸部プロテクター 死亡事故分析がライダーの“誤解”を警告!!
スズキが印で公開の新型「ディザイア」ってどんな車?累計270万台以上の大ヒット、124万円~と激安
【変わりゆく市場】トヨタの象徴「クラウン」2台はなぜカー・オブ・ザ・イヤー10ベストに落ちたのか?
走り出すとそれは、紛れもなくハチロクだった…伝説の「TRD N2 AE86レビン」が筑波で再び蘇った日
【アンチEV】トランプ再選で“日本車に追い風!”論は脳天気。イーロンがトランプを推した本当の理由
「セレナが上半期ミニバンで販売1位」のカラクリと、ミニバンの人気を決定するポイントとは?
【360万円の最安グレード】日産エクストレイルの「S(FWD)」はアリかナシか、装備をチェックしてみた!
「RAV4」次期型予告! 世界中が釣られたトヨタ公式ダカールRAV4の攻めたスタイルと新型情報
【欲しい人は急げ!】新規注文再開も上限数アリ…日産「フェアレディZ」2025年モデル発表、10万前後価格アップ
【大ヒットも納得】値段相応な点もあるが…スズキ新型「フロンクス」は装備も走りもライバルより神コスパ