カーナビ界に大革命! サイバーナビ実走テスト
掲載 更新 carview! 文:高山 正寛/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:高山 正寛/写真:篠原 晃一
アピールポイント盛り沢山の新サイバーナビだが、重要なことをあと2つほどお伝えしたい。そのひとつが「ロードクリエーター」という機能だ。これは地図に載っていない道を走ると、自動で地図データに道路を生成してくれる機能なのである。例えば新規に造成された住宅地などは元は更地だったわけだから道路があるはずもない。地図データの更新タイミングにもよるが、次回からは自分で“クリエイト”した新しい道を反映したルート探索も行ってくれるのだ。
もうひとつがARスカウターユニットを搭載したモデルに同梱されている「通信モジュール」である。サイバーナビをはじめ、同社のスマートループを使うには通信が必要だ。従来はオプションのPHS通信ユニットを接続するなどしていたが、こちらは料金が発生する。これが通信ナビの唯一の弱点とも思っている。しかし、今回はNTTドコモのFOMA通信網を使ったモジュールが同梱され、これには36ヶ月分の通信費が含まれているので、購入したユーザーは少なくてもこの期間はランニングコストを気にする必要がない。正直、これは画期的なことだ。通信費の呪縛(オーバーですかね)から解き放たれることで、ユーザーはスマートループをフルに活用することができるのである。
そして、今回のサイバーナビは、ぜひ販売店で見て触って欲しいのである。その理由のひとつが本体の照明にある。何とカーナビでは恐らく初となる「ターコイズカラー」を採用しているからだ。従来カーナビの照明といえば、赤・青・緑が相場と決まっていた。もちろんカロッツェリアの楽ナビのように照明色をカスタマイズできるモデルも存在したが、気品あると言ってさしつかえないこのターコイズカラーが夜間走行時に浮かび上がると、何ともリッチな気分になれるのである。この他にもAV機能の充実など、伝えたい部分は沢山あるのだがそれは是非とも販売店やウェブサイトなどで確認してほしい。
最後に筆者のオススメ機種を紹介して筆を置きたい。それは、ARスカウターユニット&通信モジュールが同梱されている、型番末尾に「CS」が付くモデルだ。この2つを搭載していないモデルもあるのだが、後から追加購入するよりも同梱版のほうが実売価格も安い。サイバーナビの新しい世界を堪能するならこのモデルしかないと思う。カロッツェリアが提案した新機軸は、未来を手元に引き寄せたような斬新さがある。もちろんこれは終わりではなく始まりだ。サイバーナビは確実に、一歩先の新時代を走り始めているのだ。
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