【禁断のアウトドアミニバン比較】新型フリードクロスターとデリカD:5を比べたら、意外と悩ましい結果に…
掲載 carview! 文:編集部 37
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続いてインテリアです。
新型クロスターはブラック×カーキの組み合わせながら、リビング感のあるスッキリとしたデザインを採用しています。一方デリカD:5は、木目調パネルや大型の操作ダイヤル、ダイヤキルティングの本革シートなど、往年の高級SUVのような雰囲気といったところ。両者で大きな違いが見られます。
注目は乗車人数です。クロスターが2列5人乗りと3列6人乗り、さらにはスロープ車までを用意しているのに対し、デリカD:5は3列の7人乗りまたは8人乗りの設定です。
2列で十分であればクロスター一択ですし、大人数で乗ることの多いユーザーは必然的にデリカD:5を選ぶことになりそうです。ちなみに両車ともに3列目は跳ね上げ式ですが、跳ね上げのしやすさなどはぜひ実車で確認したいポイントですね。
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また、物理的な室内・荷室空間の大きさはデリカD:5に軍配が上がりますが、ダブルフォールダウンの2列目や、床下目一杯まで使えリアゲートの開口部が広いクロスターは、ボディサイズからは想像もつかない広さと使い勝手が自慢です。
特に、超低床フロアを活かしたクロスターの開口部地上高は335mmと、コンパクトミニバンではクラストップ。最低地上高からくる悪路走破性はトレードオフになってしまいますが、重たいキャンプ道具を積むシーンなどでは、この超低床フロアが逆にアドバンテージとなりそうです。
(次ページに続く)
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