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大ヒットか。シエンタに策士トヨタの底力を見た

勝ったのは「軽をライバル」とする戦略

最後に新型シエンタの作りの凄さを勝手に分析すると、それは初めからライバルにミニバンではなく、軽を想定している部分でしょう。

チーフエンジニアの粥川 宏氏いわく「ミニバンを小さくしたというより、コンパクトカーの延長線、進化版と考えた」そうで、事実サイズ、デザインをみると「デカいなぁ」という感じが全くない。実はそれこそが今売れ線のノア&ヴォクシークラスの最大の盲点で、売れてはいるものの「デカくて嫌だなぁ」と思う女性ドライバーは少なくない。

よってその多くの客はトールワゴンの軽なんかに流れているわけだが、それはそれで「5人乗れたらなぁ」「7人乗れたらなぁ」とミニバンを羨む人も多く、「さらに燃費もコンパクトカー並みだといいのに」と思ってたりする。

まさしく新型シエンタは、そういう軽ユーザーの願望と不満を狙いウチしているわけで、しかもハイブリッド版の価格はアクアのパーツを使って222万円台から。かたや省燃費ガソリン版も168万円台からと低価格を実現。実はそれこそがキモで、今や150万円台当たり前の軽トールワゴン+αで買えちゃう設定なのである。しかも燃費もほとんど変わらないし。

値段、サイズ、燃費がほとんど変わらなくて広くてラテン系にセクシー! となったらそりゃ軽自動車ユーザーも飛びつくじゃないすか。まさにトヨタ流に計算され尽くした久々のヒット作なんですな(笑)。

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