大ヒットか。シエンタに策士トヨタの底力を見た
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:菊池 貴之
最後に新型シエンタの作りの凄さを勝手に分析すると、それは初めからライバルにミニバンではなく、軽を想定している部分でしょう。
チーフエンジニアの粥川 宏氏いわく「ミニバンを小さくしたというより、コンパクトカーの延長線、進化版と考えた」そうで、事実サイズ、デザインをみると「デカいなぁ」という感じが全くない。実はそれこそが今売れ線のノア&ヴォクシークラスの最大の盲点で、売れてはいるものの「デカくて嫌だなぁ」と思う女性ドライバーは少なくない。
よってその多くの客はトールワゴンの軽なんかに流れているわけだが、それはそれで「5人乗れたらなぁ」「7人乗れたらなぁ」とミニバンを羨む人も多く、「さらに燃費もコンパクトカー並みだといいのに」と思ってたりする。
まさしく新型シエンタは、そういう軽ユーザーの願望と不満を狙いウチしているわけで、しかもハイブリッド版の価格はアクアのパーツを使って222万円台から。かたや省燃費ガソリン版も168万円台からと低価格を実現。実はそれこそがキモで、今や150万円台当たり前の軽トールワゴン+αで買えちゃう設定なのである。しかも燃費もほとんど変わらないし。
値段、サイズ、燃費がほとんど変わらなくて広くてラテン系にセクシー! となったらそりゃ軽自動車ユーザーも飛びつくじゃないすか。まさにトヨタ流に計算され尽くした久々のヒット作なんですな(笑)。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
波乱万丈のSUPER GT戦記!! 2026年シーズン ホンダはは新型プレリュードで挑む!!
「めちゃくちゃ懐かしい!」 シチズンコレクションから名作映画『E.T.』感動の名シーンを閉じ込めた限定ウオッチ登場!
「エスプリ・セー ・ケイ・ギンザ」でクリスマス限定コースがスタート。小林圭のスペシャリテを銀座流にアップデート
一見ただの公園だが……貴重な中世城郭「茅ヶ崎城」の遺跡だった!? バイクで往く城跡巡り
カウンタック以前の「4人乗りランボルギーニ」がオークションで落札 生産台数は225台 元スペイン王室が所有していた56年前の「イスレロ」とは
デコトラに魅了されているが……「何がいいの?」と聞かれると難しい! 結局デコトライベントで目の当たりにするのが一番だった
次期ワゴンR、「Vision e-Sky」デザインを量産仕様に展開か!? BEVもあり!?
日産 フェアレディZ コンバーチブルはスタイル、走り、心地よさといったすべてを融合したオープンZの到達点【愛すべき日本の珍車と珍技術】
「技術の日産」全開! 超“最先端”コンパクトカーがスゴい! その場で「くるくる」回って「会話」もできる!? 約20年前から「AI」も搭載してた驚愕のコンセプトモデル「PIVO」シリーズとは
ベルルッティが提案する、極上の革とカシミヤが描く静かな贅沢──2025年の秋冬スタイルを小物でアップデートする
【ジャガー】90周年を記念し初代モデルと次世代コンセプトを歴史あるホテルにて披露
タイトル争いをかき回す、”ダークホース”は誰? 4番グリッドのラッセルはやる気満々「いつものレースと同じ」
レクサス版「GR86」構想は本当にあるのか? 棚上げ状態から再始動の声が聞こえてきた背景
【いまさら聞けない】認定中古車のメリット・デメリット。購入者が主張する“意外な盲点”とは…どんな人に向いている?
290万円の「デリカミニ」登場で“価格天井”が崩壊。なぜ軽自動車の“高価格化”が止まらないのか
22万kmでも海外オークションで400万円超えた三菱「パジェロ エボ」。もし左ハンドルがあったらもっと高値になってたかも?
【知らなきゃ損】実は“革シート=動物が可哀想”じゃなかった。専門家が語るレザーの真実と、捨てられる牛皮“45%”の衝撃的現実
「クロスビー」が“実質フルモデルチェンジ”で昨対比269.8%と大復活。コンパクトSUVの王者「ライズ」を脅かす存在に!?
「N-ONE」一部改良。販売店には6MTの「RS」と「特別仕様車」に問い合わせ集中…「やっぱりMT車は運転が楽しい」の声も
【やっぱり大人気】長らく買えなかったガソリン仕様「RX350」が受注再開。購入者からは「コスパ最強」の呼び声も
【コメント欄で激論】「500万超えは厳しい」「アルファード買ったほうがいい」…「オデッセイ」一部改良に関する記事が話題
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!