フリード試乗、コンパクトミニバンに欠けていたもの
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:篠原 晃一
では、どのような性能が、このコンパクトミニバンカテゴリーのクルマには欠けていたのか?
フリードの開発コンセプトも引用しながらお伝えすると、まずはカッコよさ。購入意欲の大きなウェイトを占めるもので、個人の感性により判断は異なるが、どこかスタイリッシュな雰囲気が漂っている。特にミニバンに限らずコンパクトという名が付くカテゴリーになると、買い物クルマ的な実用性が重視され、スタイルがおろそかになっているクルマが多いと感じるのも事実。もちろんこの評価も僕の主観によるものだし、選択するボディカラーによっても異なってくる。だが、運転席に座った時に、コンパクトカーに求められる狭い道で走り易さを生み出す見切りの良さなどの性能を確保しつつ、“あの”デザイン性を持っていることは魅力の一つだとハッキリ言える。また室内のクオリティも、価格対比でいえば十分に納得のいくレベルだ。
そして、最近の軽自動車にも共通して感じるものではあるが、ボディサイズの割に広い室内空間を確保しているパッケージが魅力。しかも、その使い勝手も高いからこそ、ヒットすると思える。具体的には、ニーズに合わせて室内の仕様を5・7・8人乗りという3パターンを用意。5人乗りでは3列目シートがないからこそ、大きな荷物も積める。7人乗りでは、どのドアから入っても全ての席へウォークスルーが可能で、チャイルドシートを2列目シートに付けていようとも3列目に容易に乗り込める利便性。そして8人乗りは、大人数の移動が可能であり、さらには今回の3列目シートは快適性が高いのも魅力。今までは身長170cmの体格を想定して作っていたものを、185cm規格にした。まさに細かくコンパクトミニバンの使用ケースを調べ上げた上で、広い室内空間をどのように使いこなすかを探究して造りこんであり、高い満足度を感じられるはず。
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