メルセデス・ベンツ“SL祭り”。最大61才差の歴代オープン2シーターが集結

190 SL（W121・1955年～1963年）

1955年に登場した「190SL（W121）」は、ガルウィングドアや世界初の直噴エンジンを特徴とした「300SL」と共通のシルエットを与えられながら、300SLのような本格的スポーツカーではなく、エレガントでスポーティな2シーターGTとして作られた。搭載エンジンは1.9リッター直4・SOHC（最高出力105ps/5700rpm）。ソフトトップを採用したロードスターの後、着脱式ハードトップ付きのクーペも追加された。