日産「ノート」 おすすめグレードは“X”一択だが乗り心地は要確認。プロパイロットが悩みどころ
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:日産自動車 105
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:日産自動車 105
「ノート」は、その初代モデルは2005年にデビューした日産のコンパクトカー。2代目で追加された「e-POWER」が大いに人気を博し、2020年12月に発売された現行モデル(3代目)では純ガソリンエンジン仕様を廃止し、パワーユニットを「e-POWER」のみとしました。
ちなみにe-POWERとは「シリーズハイブリッド」と呼ばれる種類のハイブリッドシステム。ガソリンエンジンを搭載していますが、エンジンは発電のためだけに働き、そこで生まれた電気でモーターを駆動させ、車輪を回すという仕組みです。
ボディサイズは全長4045mm×全幅1695mm×全高1520mmで、全幅と全高は先代と同じですが、狭い場所などでの取り回し性能を向上させるため、全長は55mm短くなっています。そのため後席のひざ元は先代より若干狭くなりましたが、同クラスのライバル車(トヨタ ヤリスやホンダ フィットなど)と同等以上の広さは確保されています。
具体的には、運転席を適切な位置にセットしたうえで身長175cmの筆者が後席に座ると、ひざ元には6~7cmほどの余裕があり、頭上にも8cmほどの空間が生まれます。立ちすぎではない背もたれや、妙に角度が付いているわけでもない座面と併せ、その「後席着座フィール」は良好といえます。
そういったサイズ感となるボディの、デザインや内装の質感なども大変に上質です。
4灯式のヘッドランプと、それと一体化した作りのフロントグリルは「スタイリッシュ」と言うほかない仕上がり。スイッチ類を極力少なくして、2つの大型液晶画面を横並びにした運転席正面付近も端的にいってカッコいいデザインであり、なおかつ非常に使いやすいものとなっています。
現行型ノートの動力源は、1.2L直列3気筒ガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせた「e-POWER」で、エンジンの最高出力は82ps。先代ノートe-POWERと比べて6%のパワーアップと10%のトルクアップを果たしたフロントモーターは116ps。この組み合わせにより「EVに近い」と言える力強い走りを実現しており、先代では少々気になった「エンジン音がうるさい」という問題も、現行型ではさまざまな工夫によりほぼ完全に解決されました。WLTCモードによるカタログ燃費は「X」と「S」が28.4km/L、「F」は29.5km/Lとなっています。
次のページ>>静粛性確保のため路面状況に合わせてエンジンを制御する
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
メルセデスAMGが待望のWEC&ル・マン参入! アイアン・リンクスと提携、2025年LMGT3に2台をエントリーへ
TCD、モータースポーツ事業を承継する新会社『TGR-D』を2024年12月に設立へ
ウイリアムズとアメリカの電池メーカー『デュラセル』がパートナーシップを複数年延長
“650馬力”の爆速「コンパクトカー」がスゴイ! 全長4.2mボディに「W12ツインターボ」搭載! ド派手“ワイドボディ”がカッコいい史上最強の「ゴルフ」とは?
フェラーリ育成のシュワルツマンが陣営を離脱。2025年はプレマからインディカーに挑戦
スバルBRZに新たな命を吹き込む 退役軍人のセカンドキャリアを支援する英国慈善団体
オープンカー世界最速はブガッティ!「ヴェイロン」より45キロも速い「453.91km/h」を樹立した「W16ミストラル ワールドレコードカー」とは?
『ローラT92/10(1992年)』“賃貸住宅ニュース”で強いインパクトを残した新規定グループCカー【忘れがたき銘車たち】
リバティ・メディアCEOマッフェイの退任、背景にあるのはアンドレッティとのトラブルか
約10年ぶりに“メイド・イン・イングランド”に!? 新型「ミニ・コンバーチブル」が“ミニの聖地”で生産開始
【クルマら部】「ポルシェ911」クルマ愛クイズ!全4問・解答編
昭和の香り残す街に130台のクラシックカー…青梅宿懐古自動車同窓会2024
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
【アルファード/ヴェルファイアはイヤ!】そんな人の選択肢になるかもしれない高級ミニバン「Vクラス」はどんなクルマなのか?
新たな仲間募集、JAFの給水素+給電カー、新型GR86の方向性…S耐最終戦で見えたトヨタと水素の現在地
【SUVだらけでお腹いっぱい】世間に流されず自分らしい車を探し出すための、愛車の「因数分解術」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!