ボディタイプ別売れ筋 SUV人気が際立つ

軽乗用車：N-ワゴンの台頭でホンダ同士の争いが激化

　伸び率では登録車を上回った軽乗用車部門は「ダイハツ タント」が唯一2万台を超えるとともに、2位の「ホンダ N-ワゴン」に大差を付けて首位をキープ。スーパーハイトワゴンの強さを見せつけたが、一方でN-ワゴンは12月の7位から一気に2位にランクアップしており、昨年の年間首位だった「ホンダ N-BOX」を3位に押しやっている。行き渡った感のあるN-BOXは前年同期比では24.3％減と減少傾向にあり、予想されていた面もあるが、ホンダ同士の争いがしばらく続くのか興味深いところでもある。

　一方で「スズキ ワゴンR」は4位に落とされながらも前年同期比では9.3％増と健闘。さらに5位には「日産 デイズ」が再び上がってきており、2月には「デイズ ルークス」が加わって台数増となる可能性は高い。軽乗用車ウォーズも最需要期である3月に向けてさらに激化することは間違いないだろう。