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2010年は好スタート! ボディタイプ別売れ筋

日本メーカー製乗用車全体で25.3%増と好スタート

1月のボディタイプ別売れ筋モデルをチェック

 今回は1月の日本メーカー製乗用車の国内販売データから、ハッチバック、セダン、ステーションワゴン、ミニバン・1BOX、クロカン・SUV、クーペ・オープン、軽乗用車という7つのボディタイプ別に売れ筋モデルをチェックしていこう(販売台数は日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会の発表値をベースに、軽自動車の一部と、トヨタカローラのように同じ車名でもボディタイプが複数あるクルマはメーカー調べのデータで集計)。

 日本メーカー製乗用車(軽乗用車、海外生産車、スズキのシボレーブランド含む)全体では31万1311台で、前年同月比125.3%と6カ月連続で前年を上回り、前年同月比2ケタアップも3カ月連続となった。昨年1月は前年同月比80.5%と大きく落ち込んでいた時期だが、一昨年の1月と比べても同月比は100.9%。エコカー減税や新車購入補助金制度があるとはいえ、とりあえず大幅な下落傾向は止まったといえそうだ。

 ボディタイプごとの合計ではクーペ・オープン部門と軽乗用車部門を除き、ハッチバック部門148.4%、セダン部門153.8%、ステーションワゴン部門111.6%、ミニバン・1BOX部門151.2%、クロカン・SUV部門111.4%と、いずれも前年同月比が2ケタアップ。2月25日に発売されたハイブリッドクーペ、「ホンダ CR-Z」はすでに約4500台の受注を集めたといわれているだけに、クーペ・オープン部門も復調傾向になるはずだ。ただ今のところ、エコカー減税のうち、自動車税の減税措置は今年3月(重量税減税は12年4月、取得税減税は12年3月まで)、新車購入補助金制度も今年9月までとなっているだけに、その反動も心配されるところ。各メーカーの意欲的な新車攻勢で、この不安を一掃してほしいものだ。それでは1月の各ボディタイプ別売れ筋ベスト5を紹介していこう。

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