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自然吸気911の最高峰、GT3 RS試乗。伝統の硬派な走りは健在

切れ味鋭いが限界領域ではややピーキーな一面も

フットワークも、やはり切れ味は鋭い。ワイドなタイヤ、広げられたトレッドのおかげだろう。ターンインはよりシャープに感じられるし、旋回速度だって容易には限界を見極められないぐらい高い。意を決してコーナーへと高い速度を保ったままクルマを放り込んだつもりが、まだまだ余裕であっさりクリアできてしまう、そんな感覚である。GT3と同形状のはずのバケットシートに、もっとホールド感が欲しいという思いを抱いたのは、きっとそれも要因に違いない。

但しそのぶん、限界領域のリアクションはややピーキーに感じられる。PSMオンであっても、操作が荒ければリアはわりと呆気なく滑り出してしまうし、その際のスライド量も大きめ。簡単にスピンモードに入るような扱いづらさはないものの、美味しい領域を使って攻めていくには繊細さが求められる。

とは言え、GT3 RSの場合はそれこそが歓びなのも、また事実。うまく操れた時の快感はひとしおだし、それは当然ラップタイムにもしっかり反映されるのだ。

さながらレーシングカー。911GT3 RSはスペックだけでなく、実際にステアリングを握ってみても、紛れもなくそう言い切れるクルマに仕上がっている。レン・シュポルトの伝統は、この時代にも尚、まったく揺らぐことなく受け継がれているのである。

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