ホンダ CR-V登場とスバル フォレスタ－好調でSUV市場拡大【ボディタイプ別売れ筋・9月】

ミニバン：2018年度後半もセレナが好スタートを切る

ミニバン市場は、新車投入はなかったが、前月から市場シェアを0.6ポイント拡大し、人気ぶりをうかがわせる結果に。全体で6万340台の登録台数はコンパクト／ハッチバック市場に次いで大きく、登録車全体の1/4を占める。

首位は前月同様、「日産セレナ」が獲得した。セレナは9月上旬に安全性を充実させる改良を行なったこともあり、登録台数は前月比48％増の9402台とさらなる台数アップを達成した。2位は「ホンダ フリード」。こちらも前月比39％増と競争激しいミニバン市場で順位アップに成功した。

また、9月にマイナーチェンジを実施したシエンタは、前月から順位をひとつ上げて3位に。今回のマイナーチェンジでは、安全装備の充実やハイブリッド車の燃費向上に加え、車中泊にも対応する2列シート・5人乗り車（荷室長2065mm）を新たに設定し、昨今人気が高まっているキャンピング需要に応えた。

一方、「トヨタ ヴォクシー」は2位から4位へとランクダウン。登録台数は7188台と少なくなかったが、周囲の勢いに押された格好だ。5位には「トヨタ アルファード」が入った。