ホンダ CR-V登場とスバル フォレスタ－好調でSUV市場拡大【ボディタイプ別売れ筋・9月】

軽乗用車：軽のシェア、37.5％の高水準へ

軽乗用車は、国内ブランド乗用車全体の37.5％を占め、シェアは前月から1.2ポイント拡大した。軽のベストセラー「ホンダ N-BOX」は9月で現行モデルの発売から丸1年を迎えたが登録台数は抜きん出ており、この1年、一度も首位の座を譲っていない。9月も前月比45％増の2万2540台を登録し、2位以下に7000台以上の差をつけた。

2位争いは前月比51％の伸びを見せた「日産デイズ」が、「スズキ スペーシア」を抜いて制した。また4位と5位の「ダイハツ タント」「ダイハツ ムーヴ」も登録台数は1万1000台を突破。いずれもメーカー渾身の先進安全装備を備え、ハイトワゴン市場でしのぎを削っている。

また5位以下にも著しい伸びを示したモデルはあり、N-VAN登場などでディーラー集客を高めたホンダの「N-WGN」は96％増の7256台、5月に安全性を向上した「三菱eK」は83％増の5023台を登録した。