【何があった】牽引されてる？ 新型Q4スポーツバック「eトロン」の謎テスト。その衝撃の真相とは！

アウディ Q4スポーツバック eトロン改良版「画像：APOLLO NEWS SERVICE」

急坂を活用したブレーキ性能テスト

プロトタイプは急勾配の坂道の頂上まで牽引され、そこからは自力で下り坂を走行。

制動しながら坂を下ることで、通常のブレーキと、バッテリー充電を担う回生ブレーキの両方が評価されています。

撮影者によると、このプロトタイプは自走可能な状態であったとのことから、アウディはバッテリー管理ソフトウェアの検証も行っていた可能性が高そうです。

特に、バッテリーが満充電の状態でも最大限の回生ブレーキを活用できるような制御を模索しているのかもしれません（※回生ブレーキは原理的に満充電時は作動しません）。

足回りに関しては、現行型と同様、前輪にディスクブレーキ、後輪にはドラムブレーキを採用しています。ドラムブレーキの選択についてはコスト面での判断とされていますが、実際には回生ブレーキの補助があるため、性能面での不満はないといえるでしょう。

現行モデルでは、標準で後輪駆動を採用し、自動および手動の回生ブレーキに対応。パドルシフトを使って3段階の回生レベルを調整でき、さらに「Bモード」を選択すれば回生強度が高まり、ワンペダルドライブも可能です。