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親しみやすいパッソの内装を徹底解説。純正オプションで個性も出せる【購入ガイド】

親しみやすいパッソの内装を徹底解説。純正オプションで個性も出せる【購入ガイド】

親しみやすいパッソの内装を徹底解説

トヨタ パッソはトヨタの中で最も小さいといわれるコンパクトカーです。パッソはイタリア語でステップや足音の意味で、気軽に乗れる軽やかな車をイメージとして作られています。サイズは軽自動車に限りなく近づけながら、排気量1Lのエンジンを搭載しています。

コンパクトカーを検討中の方は、パッソの内装や魅力について知りたいと思っている人は多いのではないでしょうか。この記事では、パッソの内装を徹底解説します。純正オプションによるカスタムなどもご紹介するので、参考にしてください。

パッソの内装ってどんな感じ?

パッソは、トヨタ最小5人乗りのコンパクトカーとして今なお人気の高い車です。取り回しがよく低燃費という特徴を誕生から常に維持しており、先進安全装備も備えています。内装についても魅力的で、シンプルながらも上質空間に仕上がっており、外観からは想像できないほど広い室内です。

シンプルだが愛着の湧く室内空間

パッソはシンプルなデザインで日常に溶け込む室内空間をしており、若い女性から年配の方まで誰が乗っても違和感がない作りとなっています。

クレードは2種類の展開です。シンプル内装色のXシリーズと内装色にアクセントを効かせたMODAシリーズの2つから好みに合わせて選択できます。

Xシリーズは、明るさを感じさせるグレージュカラーの内装色です。モノトーンでまとめられたシンプルな内装が目を引きます。MODAシリーズは内装色にダークグレー・アクセントにカッパー色を取り入れ、Xよりも質感の高い室内空間です。

外観から想像するよりも広い室内

パッソは、トヨタにおける最小の5人乗り乗用車として作られています。ボディサイズは全長3,650mm~3,680mm×全幅1,665mm×全高1,525mmとなり、室内サイズは長さ1,975mm×幅1,420mm×高さ1,270mmです。

3代目となる現行モデルは先代と同じボディサイズをしていますが、ホイールベースを長くしたことにより室内長を大きくしています。また、これにより後席の空間が広がったため、後席の人がよりゆったりと座れるようになりました。

画像:トヨタ自動車

パッソの内装における各部の特徴

パッソの室内は広さだけでなく、運転席周りの機能性や収納スペース・荷室スペースなど各部の使いやすさにこだわっています。また、グレード別で各部の特徴が異なる点も魅力的です。ここではパッソの内装における各部の特徴をご紹介します。

運転席周り

運転席周りはグレード別で異なった装備・デザインとなっており、メーターはXシリーズでは単眼アナログメーター・MODAシリーズでは2眼・シルバー加飾付きのオプティトロンメーターです。

ステアリングホイールはXシリーズではウレタン製、MODAシリーズではMODAモデルでシルバー加飾が施され、MODA Gpackageが本革巻きとなります。

インパネはXシリーズでは黒とグレーの水平基調、MODAシリーズでは同様の水平基調にカッパー色が加飾されたデザインです。エアコン操作部は、Xモデルではダイヤル式、X Lpackageではプッシュ式オートエアコンとなります。MODAシリーズでは、プアのブラックパネルのプッシュ式オートエアコンです。

シート(素材と機能)

シート素材と機能にもグレードごとに違いがあり、Xシリーズのシート素材には通気性の良いジャージ素材が使用されています。カラーは内装色と同じグレージュなので統一感のあるデザインです。

MODAには、上質さを感じさせるスエード調のシート素材を採用しています。また、シートにアクセントとなるカッパー加飾が施され、個性的な室内空間です。

運転席シートヒーターは寒冷地仕様とセットとなり、どのグレードでもメーカーオプションで付けられます。なお、リヤシートのリクライニング機構はありません。

収納スペース

パッソは収納スペースの多様さも魅力です。グレードごとに差はありますが、次のような収納スペースを設けています。

  • 助手席ロングアッパートレイ(Xシリーズ標準装備)
  • 助手席アッパーボックス+センタートレイ(MODAシリーズ標準装備)
  • 助手席グローブボックス
  • センターロアボックス
  • プッシュオープン式カップホルダー
  • 買い物フック
  • センターアームレストポケット
  • プルハンドルポケット(フロント・リアドア)
  • 助手席シートアンダートレイ(Xを除く全車に標準装備)
  • 助手席シートバックポケット
  • フロント・リヤドアポケット

荷室スペース(シートアレンジ)

パッソはコンパクトながらも荷室スペースが広く、使い勝手が良い点も魅力の一つです。

Xシリーズの後席は一体可倒シートとなり、席を倒すことで荷室が広くなります。一方、MODAシリーズの後席は6:4分割可倒リヤシートです。片側のみ倒せば、長尺物の積載など荷物の量やサイズに応じて対応できます。

【関連記事】新型ブーン/パッソ試乗。企画からダイハツ担当で完成度はどうなる?

パッソのおすすめ内装オプションとユーザー評価

パッソの内装の魅力は、各グレードの標準装備だけではありません。純正オプションパーツが豊富なので、カスタムを楽しみながら見た目や質感を変えられることも大きな魅力です。

ここでは、純正オプションパーツの紹介とパッソ先代モデルと現行モデルのオーナー評価をご紹介します。

見た目や質感を変える純正オプションパーツ

見た目を大きく変えるオプションパーツとして、5種類の色や見た目の違うインテリアパネルセットを選択できます。インパネ部分にアクセントを与えられるインテリアアッパーパネルセットは、マゼンタカラーで室内の雰囲気を大きく変えてくれるでしょう。

純正の高機能ステアリングカバーもおすすめです。表皮には、暑さや冷たさをやわらげるクオーレモジュレ®を採用しています。ほか、握り心地と車内の雰囲気を高めてくれる、本革使用の革巻シフトノブへもカスタムが可能です。

先代と現行モデルのユーザー評価

ここでは、先代と現行パッソの内装に関するレビューをご紹介します。

パッソ先代モデルのレビューには『車弄りが好きな方には低予算で楽しめます。
弄っている内に愛着が湧いてくる楽しい車です。』や『改造やドレスアップが簡単にできる車です。まさに実車のプラモデル』など、カスタムのしやすさに魅力を感じているオーナーが見られました。

現行モデルについては『デザインはミニに寄せてるのかな。かわいい感じです。燃費も良く、後部座席も広いので、コスパのいい車です。』というレビューがあります。

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新車価格と中古車相場

現行パッソの新車価格は、Xシリーズは127万5,000万円~、MODAシリーズは157万2,000円~、MODA Gpackegeは173万7,000円~、特別仕様車のMODA”Charm”は162万7,000円~です。

2023年6月時点の現行モデルの中古車相場は、27万8,000円~189万9,000円となります。なお、2代目モデルの中古車相場は、5万円~135万円です。

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