アウディ、初のピュアEVの試作車を披露 年内に発売へ
掲載 更新 carview! 写真:アウディAG
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アウディはジュネーブモーターショーで市販化に向けたEVの試作車両「e-tronプロトタイプ」を披露した。100%電気で走るピュアEVはアウディにとって初。アウディは2018年後半に予定する欧州でのe-tronの発売に向け250台の試作車を投入し、世界各地でテストを実施するという。試作車がカモフラージュ姿で登場したのは、まだテスト段階のためだ。
e-tronプロトタイプは、SUVのスタイリングをまとう。乗車定員は5名で、広大なラゲッジルームを持つことがアピールされている。パワートレインについて詳しい情報は公開されておらず、明らかにされたのは電動で4輪を駆動するという程度。
なお走行テストでは、厳しい寒さのスカンジナビアから灼熱のアフリカ、アジアの高山地域、さらに中国の大都市まで、4大陸でのべ500万キロ以上の走行を実施する予定。また充電についてもテストコースだけでなく公共のエリアでも行い、さまざまな使用環境を試すという。
アウディは2020年までに3種類のピュアEVを投入する計画で、その中に当モデルの市販バージョンのほか、2017年4月の上海モーターショーで披露された4ドアグランツーリスモ「e-tronスポーツバックコンセプト」の市販バージョンも含まれる。もう1台はコンパクトモデルとなるようだ。そして2025年までには、計20種類のピュアEVまたはプラグインハイブリッドをラインアップすることを計画している。
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