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正月名物「クルマの初売り」は本当にお買い得? 3月の決算セールと違う販売店の“ウラ事情”とは

在庫が豊富なモデルは初売りで買うメリットあり

ある販売店関係者は「初売りは必ずしもお得とは言えません」と話したうえで、その理由を次のように解説します。

「初売りのタイミングでクルマを購入すると、ディーラーオプションからの割引が増えたり、ノベルティがもらえたりするなどのメリットはあるかもしれません。

ただ、車両本体からの大幅な値引きを期待することは難しいと思います。

そもそも、自動車業界で初売りが一般的になったのには、2つの大きな理由があります。

ひとつが、冬のボーナスが支給された直後であること、そしてもうひとつが、長期休暇によって家族全員で検討しやすいタイミングであるということです。

クルマは高額かつ家族の意見が重視されやすい商品であるため、ある程度まとまった時間がないと購入を決定することができないものです。

そんななか、ふところに余裕があり、家族でのんびりと過ごす時間も多いお正月は、クルマの購入を決定する絶好の機会です。

初売りは、そうした機会をねらっておこなわれるユーザーを呼び込むという販促キャンペーンとして始まったという背景があります。

しかし、昨今では新車の納期が長期化しており人気モデルは入手困難となっています。また、それ以外のモデルも潤沢に在庫があるわけではありません。

そのため、販売店としては『値引きしてまで売る必要がない』というのが正直なところです。

特に、最新モデルや入手困難な人気モデルは、初売りだからといって大幅に割引されることはほとんど期待できません。

逆に言えば、それなりに在庫があるモデルであれば、初売りのタイミングをねらって購入するメリットはあると思います。

また、4月からの新生活に向けてクルマを購入するといった場合には、このタイミングで購入するほうが納期の面から見てもベターです」

(次のページに続く)

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