正月名物「クルマの初売り」は本当にお買い得? 3月の決算セールと違う販売店の“ウラ事情”とは
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 8
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 8
ある販売店関係者は「初売りは必ずしもお得とは言えません」と話したうえで、その理由を次のように解説します。
「初売りのタイミングでクルマを購入すると、ディーラーオプションからの割引が増えたり、ノベルティがもらえたりするなどのメリットはあるかもしれません。
ただ、車両本体からの大幅な値引きを期待することは難しいと思います。
そもそも、自動車業界で初売りが一般的になったのには、2つの大きな理由があります。
ひとつが、冬のボーナスが支給された直後であること、そしてもうひとつが、長期休暇によって家族全員で検討しやすいタイミングであるということです。
クルマは高額かつ家族の意見が重視されやすい商品であるため、ある程度まとまった時間がないと購入を決定することができないものです。
そんななか、ふところに余裕があり、家族でのんびりと過ごす時間も多いお正月は、クルマの購入を決定する絶好の機会です。
初売りは、そうした機会をねらっておこなわれるユーザーを呼び込むという販促キャンペーンとして始まったという背景があります。
しかし、昨今では新車の納期が長期化しており人気モデルは入手困難となっています。また、それ以外のモデルも潤沢に在庫があるわけではありません。
そのため、販売店としては『値引きしてまで売る必要がない』というのが正直なところです。
特に、最新モデルや入手困難な人気モデルは、初売りだからといって大幅に割引されることはほとんど期待できません。
逆に言えば、それなりに在庫があるモデルであれば、初売りのタイミングをねらって購入するメリットはあると思います。
また、4月からの新生活に向けてクルマを購入するといった場合には、このタイミングで購入するほうが納期の面から見てもベターです」
(次のページに続く)
|あわせて読みたい|
>>“日本一”受賞「フリード」は実際どうなの? 購入者のリアルな声を集めた
>>なぜトヨタの人気モデルは“納期問題”が長引くのか? 今後の見通しは?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
1月4日が土曜日なので2025年は例年にない大セールになる可能性! 正月休みの最後は新車ディーラーへ行かなきゃ損!!
レガシィアウトバック買うなら必見!人気の年式やグレードまで【人気のクルマ中古購入ガイド】
売れないエルグランドを残すことにはワケがある! 一気に大量販売が見込める「フリート」ってなに?
ヴィッツ買うなら必見!人気の年式やおすすめグレードまで【人気のクルマ中古購入ガイド】
日産の不振の原因は「軽自動車」にもある!? 軽のプロ「ダイハツ&スズキ」以外にとっては「パンドラの箱」
18年ぶり復活のトヨタ新型「クラウンエステート」は3月発売? 価格は? 全長5m級「ワゴンSUV」ついに? 広い室内空間で“車中泊”も可能? 約1年越しの登場に期待高まる
ハイラックス買うなら必見!人気の年式やおすすめグレードまで【人気のクルマ中古購入ガイド】
【2025年のクルマ世界に思うこと】マルチパスウェイで本当に自分の好きなクルマを探したい
日産・ホンダ経営統合! 合同開発でVTEC搭載「シルビア」が登場? 魅力的なOEM車種も? 元ディーラー目線で考える
「マジか…」記者が震えた 2024年最も印象に残ったクルマの記事 3選
今年4月から車検が「2か月前」から受けられるようになりますが、実際に何が変わるのでしょうか?
「ジムニー5ドア」「クラウンエステート」「フォレスター」発売へ! 2025年の「新型車」どんなモデルが登場する? 注目車を大胆予想!
【クルマ好き民】が選ぶ2024年のベスト10は意外な顔ぶれに。1位の“異端児”は「そう来たか!」
【25年最大の謎】三菱の象徴「パジェロ」復活の真相。ベースモデル候補は2台。HV搭載の可能性も
【ダマされてる?】ズバリ判定、新車の商談で勧められる「メンテナンスパック」は得なのか損なのか
【絶滅危惧種】正月の風物詩「クルマのしめ飾り」はその昔なぜ流行り、今はすたれてしまったのか?
【次期マツダCX-5予想】2025年後半頃に登場、大きさ変わらず人気のディーゼル廃止でフルハイブリッドがメインか?
【ついに出る!?】ジムニー5ドア、プレリュード…期待しかない2025年待望の新型5モデルに想いを馳せてみた
日本カー・オブ・ザ・イヤーでは“圏外”だったけど…今の時代を象徴する、見どころの多いクルマ5選
VW史上最速の新型「ゴルフR」日本初公開。価格は850万円前後? 新型「ゴルフGTI」も展示【TAS25】
成功か破談か、共倒れか…「ホンダ・日産」経営統合…社長が漏らした「難しい」の真意と鍵を握る三菱の存在
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!