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【人気】スズキ ジムニーの魅力とはなにか。気になる納期情報や中古車相場も解説【購入ガイド】

【人気】スズキ ジムニーの魅力とはなにか

近年、人気の軽自動車はハイトワゴン系です。しかし、ハイトワゴン系とは一線を画すスズキ ジムニー。個性的なデザインが人々を魅了し、長年にわたり愛され続けています。

小さいボディの中にカッコ良さと使いやすさが両立したデザインと、本格的な走破性が魅力の本格クロカンです。ジムニーの変わらぬ人気には、どのような理由があるのでしょうか。主な特徴を解説します。気になる納期情報や中古車情報もチェックしましょう。

今も売れ続けている人気のスズキ ジムニーとは

ジムニーの歴史は1970年までさかのぼります。舗装道路のみならず、過酷な道状況をものともしない走りを極めたオフロード性能車です。

丸目のヘッドライトが印象的な箱型ボディは、軽自動車ながらも力強い存在感を醸し出しています。今なお売れ続けている人気の理由はどこにあるのでしょうか。ジムニーの魅力を探ってみましょう。

幅広い層に売れてる軽4WDオフロード車

今から約50年前の1970年に誕生したジムニーは、山間地域や豪雪地帯などで機動力を発揮する初の軽4WDオフロード車として注目を浴びました。

1981年には初代の実用車というイメージを払拭し、シャープなスタイリングや広いキャビンが特徴の2代目が発売され、人気に拍車をかけています。1990年には、軽自動車新規格に合わせたエンジンが搭載されました。

1998年登場の3代目は、新開発の軽量衝撃吸収ボディや高水準の安全性能、室内空間の広さなどが魅力となっています。それから約20年後の2018年にフルモデルチェンジして新しく生まれ変わったジムニー。ますます幅広い層から愛される車へと進化し続けています。

ジムニーシエラとの違いは

スズキは、長年愛されているジムニーを5ナンバーの普通乗用車モデルとして開発した「ジムニーシエラ」を1993年に発表しました。

両車の主な違いは、搭載エンジンです。ジムニーには、直列3気筒DOHC12バルブICターボエンジンが搭載されています。一方、ジムニーシエラは直列4気筒DOHC16バルブエンジン搭載です。

軽自動車と普通乗用車という違いがあるため、ボディサイズも異なります。ジムニーは全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,725mmであるのに対し、ジムニーシエラは全長3,550mm×全幅1,645mm×全高1,730mmです。ただし、室内空間の広さや実用性はさほど変わりません。

乗り心地はジムニーシエラのほうが良いという声が多く聞かれます。どちらも人気車種です。

ジムニーシリーズはこんな方に人気

機動力のあるジムニーは、用途がはっきりしている方に人気があります。例えば、居住・仕事環境が未舗装路や悪路地域の方にとっては頼りになる車です。

軽自動車故に、車重が軽量でサイズがコンパクトなジムニーは、積雪地における走行性能に定評があります。オフロード走行が趣味の人、アウトドア・キャンプを楽しみたい人にも人気で、フルフラットになる荷室は車中泊も可能です。

ジムニーは魅力あるカラーやパッケージングが人気

本格的なクロカンとしてオフロード性能に特化しているジムニーは、タフさを感じさせるスクエアデザインが魅力です。さまざまな環境に対応できるように設計された頑強なボディは、独特の迫力や存在感を感じます。

多くのユーザーを魅了する特徴はどのようなものか、具体的に調べてみましょう。

運転しやすいサイズ

前述のとおり、軽自動車規格のジムニーは、全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,725mmというボディサイズです。大型クロカンでは走行できない狭い山間路やタイトなオフロードコースでも難なく運転できます。

特徴は、日本の道路事情に合っているコンパクトさだけではありません。最低地上高は205mmで、バンパー・アンダーボディなど接触しないアングル角度に設計されています。利便性の高さ・視界の良さ・高い走行性能などバランスの取れたパッケージングが魅力です。

多彩なボディカラー

ジムニーは、グレードにより選べるボディカラーの種類が異なります。上級のXCグレードでは、キネティックイエロー・ブラック2トーンやシフォンアイボリーメタリックブラック2トーンルーフなど2トーンタイプ4種類を含み、12種類から選択可能です。中でもピュアホワイトパールと2トーン仕様は有料カラーです。

中間グレードのXLでは、XCグレードにあった2トーンタイプ4種類を除く8種類から選べます。

アウトドアの際に、自然の中で目立つか目立たないかに着目した「ハイビジビリティカラー」または「ロービジビリティカラー」は、女性にも人気色です。

ベースグレードのXGになると、ホワイトやシルバー、ブラック、ジャングルグリーンといったミリタリーカラーがそろっています。

悪路での本格的な走破性

ジムニーの高い走破性能は、ラダーフレーム構造にあります。

伝統の3リンクリジッドアクスル式サスペンション・路面の状況に応じて2WD⇄4WDを手元で切り替えることができる機械式の副変速機による高いトラクション性能が、強固なラダーフレームとうまく組み合わされることにより、高い脱出性能を実現し、悪路走破性を高めています。

4代目以降、ラダーフレーム剛性が1.5倍向上しています。伝統技術を踏襲しつつも、常に進化を目指すスズキのこだわりが詰まっている車です

先進の安全サポート性能

悪路走破性に加えて、先進の安全サポート性能搭載もジムニーの魅力です。事故を未然に防ぐ助けとなる予防安全機能「スズキ セーフティサポート」は、XCでは標準装備、XL・XGグレードではオプション設定です。

全グレードで、万が一に備えたSRSカーテンエアバッグ・フロントシートSRSエアバッグが標準装備されています。また、手元で2WD、4WDの切り替えが可能でオフロード走行時のみならず、市街地や高速道路といった都市走行にもスムーズに対応できます。

なぜジムニーは納期待ちが長いのか。理由は人気だけ?

人気が高いジムニーには、豊富な魅力が満載です。一方で、納期までに時間がかかることがデメリットといわれています。約20年ぶりにフルモデルチェンジした2018年には、ジムニーへの関心が高まり、注文が殺到しました。

ここ数年、ジムニー・ジムニーシエラの納期は約1年という状態が続いています。生産が追いつかないほどの人気が主な要因といわれていますが、他の要因についても確認しておきましょう。

納期待ちが長期化する要因

フルモデルチェンジの2018年当時は、生産が追いつかず増産しにくい事情が納期遅延の大きな要因でした。その後、スズキ検査体制問題や新型ジムニーのリコール問題が発生しています。

2020年以降は、新型コロナウイルス感染症の影響が大きくなりました。国内工場の閉鎖や、海外部品の輸入の遅延、また世界的な半導体の不足で、必要部品の供給が滞っていることも要因のひとつです。

加えて、2022年2月に勃発したロシア・ウクライナ問題により、物流が混乱しています。今後の世界動向に左右される可能性を念頭に置いておく必要があります。

納期が改善される予定は

増産しにくい事情は、少しずつ改善されています。2021年1月には、インドの子会社であるマルチ・スズキ社でジムニーの生産や輸出を開始しました。

海外向けの輸出専用モデルをインド工場へ割り振ることで、日本向けジムニーの生産を増産し、納期短縮を目指している段階です。今後の動向に期待しましょう。

ジムニーが待てない方必見。少しでも早く購入するコツ

アウトドアやキャンプができる時期は、休暇時期や季節に左右されるケースが少なくありません。そのため、一定時期までにジムニーを手に入れたいと思う場合があるのではないでしょうか。

納期が遅延している理由を考慮し、少しでも早く購入する方法についてご紹介します。

ジムニーに代わるクロカン車を探す

少しでも早くオフロード性能が高い車に乗って楽しみたい場合、他の車種にも同様の魅力があるか検討できます。さまざまな魅力があるクロカンに対してどのようなことを期待しているのか、重視したい条件を把握しておきましょう。

例えば、ダイハツ タフトはジムニーと比較されるケースが多い車です。ダイハツは、タフトにDNGAによる新開発プラットフォームを採用し、スムーズな加速と燃費の良さがポイントです。

また、ジムニーの無骨なデザインとはひと味異なる、タフトの未来的なデザインも個性的なカッコ良さを醸し出しています。

中古車なら納期が短い

別の方法は、中古車ジムニーを探すことです。中古車であれば、在庫の中から選ぶため、整備や登録など納車までの必要手続きにさほど時間がかかりません。

現行モデルや3代目モデルなど、年式や走行距離に注目したり、登録済未使用車を選んだりすることで自分好みのジムニーを探せます。登録済未使用車とは、公道を走っていないほぼ新車同様の車です。

モデルチェンジ前後や決算期後などに、中古車市場へ多数流通するケースが多くあります。こまめに中古車情報をチェックしてみましょう。

気になる。人気ジムニーやタフトの中古車相場と評価レビュー

ジムニーは、人気が高く、新車販売台数も多いため、中古車市場への流通台数が多いことが特徴です。年式やボディカラー、デザインによって印象が異なります。アウトドアが好きな方が乗る傾向が強いため、走行距離が長めの車もあります。

さらに、納期遅延の影響で売値が高騰している現象が見られています。また、カスタマイズされた車は高額設定です。これらの条件を念頭に置き、ジムニーとタフトの中古車相場をチェックしてみましょう。

ダイハツ タフト

ジムニーのライバル車と位置づけられているダイハツ タフトの基本スペックは下記のとおりです。2WD・4WDやターボの有無を選べます。

  • サイズ(全長×全幅×全高):3,395 mm×1,475 mm×1,630 mm
  • エンジン:直列3気筒12バルブDOHC(ターボ車あり)
  • 燃費(WLTCモード):21.1~21.4 km/L
  • 新車価格:132万円~180万4,000円

2023年8月22日現在の中古車相場は、89万8,000円~263万円です。みんカラの評価レビューには『パワフルで、見た目とは裏腹に足がガッチリしていて、かなり走れる。』との声があります。

スズキ ジムニー

タフトとジムニーは、両車とも軽自動車のため、ボディサイズはさほど変わりません。ジムニーが全高が高い設計です。4WD・ターボ車のみとなっています。

  • サイズ(全長×全幅×全高):3,395 mm×1,475 mm×1,725 mm
  • エンジン:直列3気筒12バルブDOHCインタークーラーターボ
  • 燃費(WLTCモード):14.3~16.6 km/L
  • 新車価格:155万5,400円~178万900円

2023年8月22日現在の中古車相場は、19万9,000円~398万円です。みんカラには『運転して、見て、カスタムして楽しい』というオーナーレビューが投稿されています。

スズキ ジムニー シエラ

普通自動車であるジムニー シエラは、ボディサイズが異なります。さらにパワーアップしたタフさを求める人に人気がある車種です。4WDですが、ターボ車ではありません。

  • サイズ(全長×全幅×全高):3,550 mm×1,645 mm×1,730 mm
  • エンジン:直列4気筒16バルブDOHC
  • 燃費(WLTCモード):14.3~15.4 km/L
  • 新車価格:186万3,400円~208万4,500円

2023年8月23日現在の中古車相場は、35万4,000円~580万円です。みんカラのレビューには『人気に比例して数多くのカスタムパーツがあるので、完成形を想像しながらパーツを探すのが楽しい車です。最強4WDとして、レジャーでも活躍します。楽しい車です。』と表現しているオーナーの声があります。

スズキ ジムニーの中古車

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