【275万円】個人も買える法人仕様!? プリウスの最安グレード「X」はアリなのか? 装備をチェックしてみた
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:トヨタ自動車 89
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ステアリングは、合成皮革巻きステアリングを標準装備。エントリーグレードに多い「ウレタンステアリングの安っぽい手触り」を味わわずにすみます。シフトノブは艶ありブラックの装飾が施され、こちらもチープ感を感じずに済みそうです。
地味に違うのがシートで、G以上はスポーティシートですが、Xはエントリーシートと呼ばれる普通のシートになります。シートデザインや、座り心地が気になる人はよくチェックしておきたいところです。操作は言うまでもなく手動式です。
その他では、リアセンターアームレストがない、車内側のドアハンドルが無塗装ブラック、その他細かな部分で上位グレードと差別化されています。ただ、インテリアデザイン自体がモダンで洗練されているものなので、各部の加飾の有無はそこまで目に入らなさそうな気もします。そのあたりを気にしないのであれば、Xでもアリです。
GとZには新しい2.0L 4気筒ガソリン+モーターが搭載されますが、Xは先代の1.8L 4気筒ガソリン+モーターの改良版となります。
当然のことながら、2.0Lのほうがパワーがあり、G以上は前後スタビライザーが付くなど(Xはフロントのみ)差別化されています。とはいえ1.8Lのパワートレーンの走りが特別悪いわけでもなく、燃費も良いので、「それなりに走ってくれればOK」というのであれば、十分ともいえます。
Xはオーディオレスのため、別途ナビもしくはオーディオを付ける必要があります。
メーカーオプションの8インチディスプレイオーディオには、コネクテッドナビが付き、アップルカープレイとアンドロイドオートに対応するなど、非常に便利なものですが、22万7000円と高価。
ディーラーオプションのベーシックナビは約13万なので、コスパ重視ならこちらがよさそうです。
先進安全装備の「トヨタセーフティセンス」には全車速追従式アダプティブクルーズコントロールや車線内走行を維持するレーントレーシングアシストが含まれるなど、機能はかなり充実しています。
緊急時操舵支援やレーンチェンジアシスト、アダプティブハイビームシステムなどが付きませんが、なくても大きな問題にはならないでしょう。
(次のページに続く)
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