iQ第4弾、五味康隆試乗 早すぎた次世代カー!?
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:トヨタ自動車
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:トヨタ自動車
このように若干気になるポイントはあったものの、iQは画期的であり、将来性を含めて多くの可能性を持ち、拍手を送りたいほど見事に仕上げられたクルマではある。
だが最後に、一つだけ素通りすることができないプレゼン内容があったのでお伝えしておこう。それが安全性の“表現”。トヨタはこのクルマを4シーターとした上で、他のコンパクトカーに負けない安全性があると言っている。衝突安全性の高さの判断基準にもなるJ-NCAPでは、最高水準の認定を取れる社内基準を達成しているともいう。
だが、後席に座ったときのヘッドレストとリアガラスの隙間がほぼゼロに近いクリアランスで、170cmの人間が4人乗って、後ろからの衝突を含めて安全と表現して良いのだろうか。この事実を気にしてか、トヨタは後突に対してリアガラス一杯に展開するリアエアバックをiQに装備している。ボディが軽量だからこそ、追突されてもクルマ全体がその衝撃で動くことでエネルギーが緩和され、大きくボディが潰れることはないともいう。だが、前方にもクルマがいるようなサンドイッチ衝突ではどうするのだろうか。エアバックごと潰れることはないのだろうか。
改めて強くいうが、僕はiQを今後のクルマ社会を考えた上で、必要なクルマであると思うし、応援していきたいと思っている。ミニバンの3列目シートも同様ですし…という意見も解るが、次世代を担う画期的な一台だからこそ、より高い哲学で表現してもらいたいと思う。
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