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iQ第4弾、五味康隆試乗 早すぎた次世代カー!?

将来性の高いパッケージ

この新パッケージは、将来の持続可能なクルマ社会に向けた高い環境性能を持ったクルマづくりに対する、トヨタからの一つの回答なのだと思う。軽量コンパクトなボディは環境負荷を低減させる。誰もが解っていたことだが、この方法でクルマをつくると、室内空間が狭くなるなどの使用上のデメリットは避けられなかった。そこを両立させた、斬新であり画期的であり、将来性の高いパッケージなわけだ。

この技術を順次トヨタが持つFF車に導入していけば、ライバルに対して同車格ながらワンサイズ小さくボディを作れる。逆の発想をすれば、同ボディサイズであればワンサイズ大きな室内空間を持てるというもの。この魅力がもたらす競争力向上は計り知れないはず。

さらに言えば、走りにおいてもコンパクトなボディは取り回し性に優れるなどメリットも多い。実際、iQは最小回転半径が3.9mという驚異的な小回り性能を持っており、試乗してみると狭い道を積極的に走りたくなるような気持ちにさせられた。また小さいボディになると直進安定性をはじめ安定感が損なわれる傾向があるのだが、プロトタイプではあるもののiQには普通に運転している限り不安感は一切なかった。

唯一、強くブレーキを踏んだときに若干リアが不安定になり緊急回避性能が気になる。同じボディサイズを持つスマートでは、このようなブレーキ時の不安定な姿勢を消すべく、エンジンをリアに搭載したという話もあるだけに、この特性は市販モデルが登場した際に改めてレポートしたいと思う。

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