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2018年自動車はどこへ向かうのか。大胆な発想と冷静な分析が必要だ

2018年自動車はどこへ向かうのか。大胆な発想と冷静な分析が必要だ

写真:ダイムラーAG

自動車が生き残るためには今までと違う発想が必要だ

2つ目の節目はiPhoneが誕生してから10年が経ったことだ。メルセデスの社会学者兼AI学者のマカンスキー氏も「スマートフォンの普及で、ユーザーのライフスタイルは驚異的に変化した」と述べているが、インターネットやクラウドに繋がることで、色々なサービスが始まっている。自動車メーカーはクルマを作って、売るだけの商売だけでは生き残れないだろう。

思い出すのは2016年秋に開催されたパリオートサロンの一コマだ。ダイムラーAGのディーター・ツェッチェ会長はプレゼンテーションで「CASE(C=コネクテッド、A=オートノマス:自動運転、S=シェアリング、E=電動化)」というコンセプトを打ち出したのだ。

ツェッチェ会長は「これまで自動車業界以外から強い脅威を感じたことはない(これからは違う)」と述べたが、その脅威とは電気自動車のベンチャーとして彗星のごとく現れたテスラや、AIで自動運転実現を目論むグーグル、あるいはライドシェアを実践するウーバーなどのスタートアップ企業のことだ。

自由に安全に快適に移動できることはモビリティのサービスの充実にほかならない。クルマを所有し自分で運転するだけでなく、もっと大胆な発想でモビリティのサービスを考える時代が来ている。スマートフォンを使ったコネクト技術で色々なサービスが可能だし、ビジネスに繋げようとするベンチャーが続々と登場している。もちろんトヨタやGMやVWも、時代の変化に遅れないように必死に取り組んでいる。

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