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ブリザック最新モデル REVO GZ徹底試乗!

28年目を迎えるBSのスタッドレス

ブリヂストンのスタッドレスタイヤは今シーズンで28年目を向かえる。最初のスタッドレスタイヤは81年の発売だ。ちなみに発泡ゴム=マルチセルコンパウンドの採用は88年から。その後スパイクの粉塵問題が取りざたされて90年末にスパイクタイヤが製造中止、91年3月から販売中止となり、本格的なスタッドレス時代に突入したのだ。

当初は北海道限定コンパウンドといった極寒地用スタッドレスと、本州向けスタッドレスが用意されていたが、極寒地用を望むユーザーが多く、いつしか極寒地用コンパウンドが標準仕様となった。

これはブリヂストンに限らずほぼすべてのタイヤメーカーに共通した傾向だった。その後スタッドレスタイヤで磨かれてできるミラーバーン、さらに滑り易いブラックアイスの出現を受けて、氷上特化型のソフトコンパウンドが主流を占めていく。

氷上特化型スタッドレスは氷上でのグリップ性能を高めるため、コンパウンドをソフトにするだけでなく接地面積を多くするため溝を細くする傾向にあった。しかしこれは雪の目詰まりやシャーベット路での排雪性の悪化につながり、氷上性能と雪上性能の両立が図られるようになって行く。

そしてここ数年、スタッドレスタイヤの氷雪上性能が安定してくると、今度は乾燥舗装路での操縦安定性が悪いという声が非降雪地方のユーザーから聞こえるようになってきた。

第3世代のREVO=『REVO GZ』はそんなユーザーの声を受けて登場したスタッドレスタイヤだ。

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