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トゥインゴに試乗。クイックシフト5が楽しい!

遊び心を持ったまま大人になった

新型はボディサイズがひと回り大きくなったが、それでも全長は3600mm、全幅は1655mmと絶対的にはかなりコンパクト。日本車でいえばヴィッツより小さく、パッソ/ブーンとほぼ同じサイズだ。

とはいえ、見た目の存在感はなかなかのもの。とくにアーモンド型の大きなヘッドライトを埋め込んだフロントまわりのインパクトは強い。先代のファンは、ユーモラスだった寝ぼけ眼が眼光鋭い目つきに変わってしまったことに戸惑いを覚えるかもしれないが、サイドに回った時点できっとニンマリするはずだ。レバーを半月型カバーで覆ったドアハンドルは、明らかに先代へのオマージュである。その他、ふくよかな膨らみをもつフェンダーや、両端をリアコンビランプにつなげたリアバンパーなど、随所に控えめな個性をちりばめた新型トゥインゴには、スパークオレンジメタリックと呼ばれる、華やかさのなかに落ち着きを秘めたボディカラーがよく似合う。実はこの部分が、先代とのキャラの違いを如実に表している。先代は鮮やかな原色系や淡いパステルカラーがよく似合うクルマだった。それに対し新型はエッジの効いたメタリック系が似合う。デビューから14年経ち、トゥインゴもずいぶん大人っぽくなったのだ。

インテリアにも同じことが言える。センターメーターこそ継承しているが、雲の模様を描いたシートなどポップなデザインが特徴的だった先代に対し、新型はブラック系を基調とした落ち着き感のあるデザインになっている。個人的には、もう少し遊び心が欲しかったなと思うのだが…そんな意見が出ることを予想したのか、ルノーはカップホルダーに収まるメイクアップボックスやオーガナイザーボックスといったオプションを用意している。デザイン的にかなり凝ったものなので、インテリアをポップな雰囲気にしたいなら購入を検討してみるといいだろう。

前述したように、新型はボディがひと回り大きくなった。具体的には、全長が170mm、全幅が25mm、ホイールベースが20mm、それぞれ先代より大きくなっている。全長の増加は主に衝突安全性能の向上に充てられたようで、後席ニールームの増加は30mmにとどまる。とはいえ、室内は身長175センチレベルの大人4人が無理なく乗り込めるなど絶対的は広さは十分だ。使い勝手で特徴的なのは、先代から継承した後席スライド機構。スライド量は左右独立で最大220mmあり、荷室容量はリアモストで165リッター、フロントモストでは285リッターとなり、後席を畳むと959リッターまで拡大する。人や荷物の状況に対する柔軟性はかなり高い。

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