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エアーナビ×ゴリラ×ナブ・ユー、3機種で試走

「地図の見やすさ」

第2ステージは東京タワーを出発して、みなとみらいにある赤レンガ倉庫を目的地とした。実はこのテストを行った週、みなとみらい周辺ではちょうど『APEC』が行われていた。テスト日より2日前に筆者がみなとみらいを訪れた際にも検問で2回停められたのだ。このような状況の中、3台のPNDはどのようなルートで案内してくれるのかが興味深い。

まず検索したルート、今度はエアーナビとゴリラが芝公園ランプから入り、みなとみらいランプで降りるルートを提案。一方ナブ・ユーは飯倉ランプから入り、みなとみらいへのルートを提案。確かに飯倉ランプは距離的にも近くにあるのだが、逆方向へ戻るという感覚もある。

ところが高速に入って驚いた。一緒に走っていた芝公園ランプ経由の2台の後ろに飯倉ランプ経由のナブ・ユーが追いついたのである。その後は3台連なって横浜方面へ向かった。しばし安らぎ(?)の時でもある。

この間に地図の見やすさなどもチェックしてみる。最近のPNDはメモリーの強化、またデータ圧縮技術の進化により、市街地詳細地図の収録情報などはかなり充実している。まず地図の見やすさでは圧倒的にエアーナビに軍配が上がる。それもそのはず、エアーナビのみ高精細なVGA液晶を採用しているので、地図だけなく地名などの文字などもクッキリ表示されるのだ。ナブ・ユーも画面の発色がよいのだが、それでもエアーナビにはかなわない。逆にゴリラは16GBという大容量メモリーを活用することで3Dマップ上に建物の形状を表示できるくらいデータがきめ細かい。地図自体も見やすいのだが、やはりVGAの約1/4のQVGAではエアーナビにはかなわないのである。

高速の掲示板などに「APEC、検問中」の文字が躍る。そして静寂が破られた(ちょっとオーバーだが)。エアーナビとナブ・ユーはそれぞれ東神奈川ランプ下車のルート変更が発生。一方でゴリラは変化無し。そのままみなとみらいランプへ向かう。この時筆者はゴリラと共に走っていたのだが、他の2台が東神奈川ランプで降りるのを横目で見ながら「あー、APECで渋滞回避ルートを引いたな」と思っていた。

高速を降りた先の交差点(T字路)でエアーナビは左折、ナブ・ユーは右折し一般道へ。ゴリラはそのままみなとみらいランプで降りた。みなとみらいランプを降りた場所の渋滞自体は少なかったのだが、3台とも違う場所で検問に引っかかった。で、一番最初にゴールに到着したのは意外にもゴリラという驚きの結果だった。1位のゴリラと3位のエアーナビとの差は約5分。ただ、検問自体の時間などは場所によって異なっていたし、エアーナビとナブ・ユーが渋滞をキャッチしたのは事実。ご自慢の渋滞回避能力も「検問」というイレギュラーには勝てなかったようだ。

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