中古車相場の推移はどう決まるのか。価格に反映される4つの要素【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
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中古車という特性上、一度は他の人に使用された車であるため、不具合が起きてしまうリスクも考えられます。また、安さだけを重視して購入するとトラブルに発展してしまうかもしれません。購入の際は、以下のポイントに注意したうえで車を選びましょう。
中古車のスペックには走行距離が記載されますが、それは車を選ぶ際に走行距離が重要な判断材料になるからです。車の適切な走行距離は、1年間で平均1万km程度といわれているため、この数字を目安として年式と走行距離のバランスを確認します。
走行距離が長い車の方に注意が向きますが、あまり走っていない車にも気を付けましょう。走行距離が短くてもあまりエンジンをかけていなかったり、メンテナンスを疎かにしていた車は劣化が進んでいることもあります。過走行や低走行の中古車は、どれだけメンテナンスがされていたのかも確認しておくことがおすすめです。
中古車の需要が落ち着いて値下がりする時期以外に、中古車が安く販売されている場合は、何らかのトラブルが発生するリスクがあると考えた方が良いでしょう。修復歴や水没車、雪害や塩害を受けた車であれば何か不具合がある確率が高い傾向にあります。
純正ナビが装備されていない場合や車検の残存期間がない中古車など、スペックの問題も考えられるでしょう。修復歴の有無や販売されるまでの経緯を調べる際は、メンテナンスノートを確認すると以前の整備履歴が分かります。メンテナンスノートを紛失している中古車は整備状況が分かりにくいので購入を避けた方が良いでしょう。
中古車は新車と比べると、経年劣化による不具合が起きる可能性が高いと言えます。そのため、中古車を購入する際はトラブルが発生した時に備えて、保証内容を確認しておくとリスク回避に繋がるためおすすめです。
販売店によって保証サービスの内容は異なりますが、確認したい項目は変わりません。保証期間や保証対象・対象外の箇所、修理費用の限度額や2回目以降の保証内容などを確認しておきます。
保証がしっかりしている中古車販売店は、販売前の整備もきちんと行っている店舗が多いため、不安を減らして購入できるでしょう。
中古車購入は入念な実車確認だけでなく、できるかぎり試乗を行っておくと良いでしょう。実際に店舗へ足を運ぶことで車のコンディションを確認でき、状態が悪い車を購入してしまうリスクを避けられます。
また、専門的な知識を持つ販売店のスタッフに、車について相談することも可能です。車の確認は主にボンネットやドアの開け閉め、空調や電装品の動作確認、マフラーのさび付きが多くないかなどをチェックすると良いでしょう。車を確認したら試乗し、エンジンをかけ異音がしないかどうかも確認します。
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