新型日産「マイクラ」の実車をスクープ！ ルノー5 Eテック エレクトリックベースのBEVとして欧州にて登場予定

日産 20-23コンセプト

ホットモデルの設定は日産次第か…

新型マイクラには、ルノー5 Eテック エレクトリックやアルピーヌ「A290」に採用されている「AmpR スモール」プラットフォームが採用され、40kWhと52kWhのバッテリーを搭載。大容量仕様では400km以上の航続距離を実現すると予想されています。

パワートレーンは、ルノー5 E-Tech Electricと同様に、最高出力95ps、122ps、150psの3種類のシングルモーターを搭載するとみられます。

日産のコンセプトカー「20-23」を彷彿とさせる、最高出力220psを発揮するホットバージョンを用意する可能性もありますが、少量生産モデルでは製造コストが増大するため、現在の日産の状況を考えると実現は難しいかもしれません。

来年欧州で発売予定の日産マイクラの価格は、約2万8200ドル（2025年5月時点の為替レートで約411万円）からスタートと予想されています。

今後気になるのは、日本市場での「マーチ」としての展開です。現時点で日本導入は発表されていませんが、新型マーチがEVとなることでプレミアム化し、これまでの「エントリーカー」とは異なるポジションのクルマになりそうです。

（終わり）

（写真：APOLLO NEWS SERVICE、日産、ルノー、BMW）