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ランボルギーニの名車ミウラやカウンタックの歴史がサラリと読める、クラシックカーイベント探訪記

1971 ランボルギーニ ミウラ SV

ヘリテッジカー部門、ポロストリコを設立して3年になるランボルギーニからは、20台の出展があったが、それらのなかでランボルギーニ1963‐71年の部門で1位になると同時に、ベストランボルギーニにも選ばれたのが、このライトグリーンの1971年ミウラSVだった。今回、同社の最も初期の市販モデルである350GTおよび400GTの出展がなかったのが少々寂しかったといえるが、このミウラSVの受賞には充分に納得がいく。

コクピットの直後に4カム4リッターV12エンジンを横置きするという斬新なデザインを採用した、ボディのないベアシャシーを1965年秋のトリノショーで披露して人々の度肝を抜いたのに続いて、ベルトーネデザインの低くて精悍なボディを着せたコンプリートカーを翌66年春のジュネーヴショーで発表、当時まだ市販モデルは古典的なフロントエンジン車しかなかったフェラーリを驚嘆させたのが、ミウラだった。その最初の市販モデルP400は67年に生産が開始され、68年秋にはよりハイパワーなP400Sに発展、71年になると最終モデルのP400SVが登場する。それは4リッターV12をさらに385㎰/7850rpmにパワーアップたモデルで、同時代のフェラーリのフラッグシップたるデイトナの公表値を5km/h上回る、285km/hというマキシマムスピードが公表されていた。

最高速の数字はともかく、ミウラのドライビングがすこぶる刺激的にして官能的なものであることは、かつてそれを何度か走らせたことのある当方が保証する。時代に先んじた設計だったことを含めて、ミウラのベストランボルギーニ受賞は納得の結果だと思う。

※正式表記は:1971 Lamborghini Miura SV

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