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新型ゴルフVI どこにも欠点のないクルマ

動力性能に不満ナシ

前置きにこれほどの文字数を費やしたのは、ゴルフ6とゴルフ5が深い深い血縁関係にあるからに他ならない。ボディの基本骨格やサスペンションはゴルフ5から踏襲されているし、パワートレーンもキャリーオーバー。厳密にいうとハイラインが積む「ツインチャージャー+7速乾式DSG」の組み合わせはゴルフ5になかった。が、兄弟車であるジェッタとゴルフ・ヴァリアントには前倒しで搭載されていた。つまり、ゴルフ6のハードウェアにさほど新味はない。しかし、だからこそ、ゴルフ5のハードウェアがズバ抜けた実力をもっていたことが、ゴルフ6にとって大きな意味をもってくるのだ。

日本に導入されたグレードは「コンフォートライン」と上級モデルの「ハイライン」。クルマ好きに人気の高性能モデル「GTI」は本国でデビューしたばかりであり、導入は年末頃か? また、ゴルフ5のトレンドラインに相当するエントリーモデルも将来のお楽しみとして残されている。こちらは1.2リッターのTSIエンジンを積んでくる可能性大だ。

コンフォートラインが積むTSIシングルチャージャーは、スーパーチャージャーを省略し、レスポンス重視の小型ターボのみで過給するため最高出力は122psにとどまるが、動力性能に不満はない。常用域のトルクはしっかり出ているし、高速道路への流入や、山道での追い越しなど、ここぞというときのダッシュ力も必要にして十分。動力性能は従来の2リッター・FSIエンジンと同等と考えればいいだろう。

さらにプラスアルファの加速性能を求める人にはTSIツインチャージャー(160ps)を積むハイラインが用意されている。スーパーチャージャーとターボチャージャーを組み合わせることによってトルクは全域で一段と厚みを増し、なおかつトップエンドのパンチ力もキッチリ確保されている。余裕のトルクを利用したゆったり走行も得意だが、積極的に回していったときのパワーフィールはかなり刺激的。GTIほどの高性能は要らないけれど、たまには思い切り飛ばしたい…そんな人にはハイラインをおすすめする。

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