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新型メルセデス・Bクラスは次世代ディーゼルでBMWに勝負を挑む

ライバル・BMW 2シリーズにガチンコの勝負を挑む

最後になったがやはり格段に進歩したのは走り味。中でもシビれたのは、今までのFFメルセデスらしからぬ上質な乗り心地だ。今春初試乗した新世代Aクラスにも感じたテイストだが、まさにメルセデス・イズ・バック! 80年代の190シリーズやW124型「Eクラス」にも相通じる懐の深い走り味を獲得している。

具体的にはコンパクトカーのクセして、路面の凹凸を塗りつぶすようなSクラスもビックリの乗り心地や、世界の引力をコントロールするかのようなハンドリングだ。

正直Aクラスより微妙に車重が増し、車高が高くなった分、全体におっとりした部分もあるが、それをまた新世代ディーゼルエンジンがカバー。

それこそが日本にも上陸予定の新型「B200d」で、2L直4ディーゼルターボが150hp&320Nmの余裕のパワー&トルクを発揮するだけじゃない。今までのディーゼルに比べ、爆発を全体で抑えたような独特の滑らかさを持ち、燃費も欧州モードで最良4.2L/100km=23.8km/Lの好スペックを獲得。

これが同時に今までにない2段階のSCR触媒と、既存の酸化触媒と改良型DPFを備えることにより、NOxとPMをほぼ完璧に除去。欧州で2020年から始まる厳しいユーロ6d NORM基準をひとあし先にクリアするのだ。

しかしなぜ今になって日本導入? と聞くと担当者は、メルセデスとしてディーゼルは今後減っていくだろうが、まだまだ改良して残すべきパワートレインと考えているのと、ライバルたるBMWの2シリーズ・アクティブ&グランツアラーに対する対策。

そう、日本でもこの実用プレミアムハッチバックはディーゼルが標準になりつつある。要するにスタイル、走り味、パワーの全面でライバルにガチンコ勝負を挑むつもりなのだ。

いろんな意味で注目のBクラス。来年には直にその目でスタイル、走りを確かめていただきたいものですよ。

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