シビックタイプRユーロ 欧州の走り、緊急試乗
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:荒川 雅臣 1
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:荒川 雅臣 1
シビックのセダンに対して、全幅が広がり、さらには全長が抑えられたそのフォルムは、カタマリ感があり、見るからに旋回能力高く安定して走りそうな力強さを感じる。そのデザイン性も、フロント周りは見るものを挑発するようなシャープさがあり、リア周りにはディフューザー一体型のバンパーや大型リアウィングを採用することで、コンパクトなボディを大きく感じさせる。走り好で、このフォルムとデザインテイストを嫌いな方は少ないはずだ。
運転席に座ると、その世界観は国内で慣れ親しんだタイプRそのもの。ハッチバックのシビックが持つ内装デザインも関係するが、ドライバーを包み込むように配置されるインパネ周りの造りが安心感を高めてくれる。加えて、自然にシャキッと座らされるサポート性の高いタイプR専用のセミバケットシートや、ハンドルからほど近い位置のショートシフトタイプの6速マニュアルシフトレバーが、タイプRの走行性能を物語っている。
運転席周りの造りで唯一気になるのは、若干シート全体が高く設置してあることだ。見切り性能など走り易さはあるが、レーシーな雰囲気が損なわれており、個人的にはシート高を1~2cm程度下げたい気持ちを抱く。この高さの原因は、運転席下に燃料タンクを配する、センタータンクレイアウトの採用にある。ベースとなるハッチバックモデルは、欧州において後席の広さや積載性など高い実用性能が強く要求されるモデル。このためセンタータンクのパッケージが採用されたわけだが、それが前席シートを上へ押し上げているわけだ。
もちろん、後席は大人でも快適に座れる広さを誇っているし、後席を折りたたんだ際の収納スペースもとても広い。だがシートレールを工夫するなど、1cmでも前席シート高を下げられれば、タイプRのスポーティな世界観がさらに広がるはずだ。
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