最高速325kmのオープンカー ランボルギーニ ウラカン ペルフォルマンテ スパイダー
2019/05/24 07:00 carview! 写真:市 健治
2019/05/24 07:00 carview! 写真:市 健治
2月の冷たい雨降る某日、毎年恒例のJAIA(日本自動車輸入組合)主催の輸入車試乗会が神奈川県・大磯プリンスホテルで開催されました。carview!編集チームが短時間ながらも見て、触れて、試乗してきた、全22ブランドのさまざまな試乗車の中から、注目のモデルをご紹介します。
昨年2018年3月のジュネーブモーターショーで発表されたランボルギーニ ウラカン ペルフォルマンテ スパイダーは、2017年に発表されたウラカンのハイパフォーマンスモデルであるウラカン ペルフォルマンテのオープンルーフモデルです。
スパイダーはクーペに対し車重は125kg重く、車高は15mm高くなり、0-100km/加速は+0.2秒ですが、最高速度はクローズドボディと同じ325kmというパフォーマンスをもっています。ベースモデルのクーペは2016年当時のニュル北コース量産車最速6分52秒01を記録しました。
戦闘機のようなスタートボタンを押し、パドルを操作してアクセルペダルをゆっくり踏み込むと、他に難しい操作の必要もなく、簡単にスタートしていきます。ルーフは時速50km/hまでであれば17秒で開閉しますので、オープン走行中の急な雨でも直ぐに対応できます。取材車両はフロントリフターとバックカメラを装備していたので、最新のランボルギーニモデルはインパクトのある地を這うスタイリングと高い動力性能を、より実用的に使うシーンが想定しやすくなっていると思いました。
ANIMAと呼ばれるドライブモードをストラーダからスポルト、コルサに変更すると640psの5.2L自然吸気V10のサウンドが響き渡り、ウラカン・ペルフォルマンテの持つ動力性能が解放されます。市街地の場合は音量の配慮と自身のアドレナリンの制御が必要になるかもしれませんが、このクルマにしかない価値を味わうことができると思います。
次のページ>>スペック
新型フィット試乗。プラットフォームを刷新しなくとも好印象の仕上がり
メルセデス・ベンツ、新型GLAを本国で発表。よりワイド&トールになりSUVらしさを前面に押し出した
新型ゴルフはコネクト性能でライバルを圧倒。トヨタの技術者は3~5年遅れを取ったと危機感を強めた
メルセデスGLBはシカクいデザインが新鮮な3列シートのSUV。GLCに届きそうな価格が悩ましい
ポルシェ タイカンの電動快楽は911のエンジン快楽を逆転したかもしれない
MINI史上最速、ジョンクーパーワークスGPの新型が発売。0-100km/hは5.2秒、最高速265km/h
コペン GR SPORTは上質な乗り味を得てその間口を広げた
個性派ルノー トゥインゴが乗り心地を大きく改善。フランス車の味が残る貴重な存在に
N-WGNは見た目よし走ってよしの隙がほとんど見当たらない国民車だった