もう「ランクルのレクサス版」とは言わせない。6つのポイントから紐解く新型LX開発への決意
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:小林 俊樹、トヨタ自動車 186
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:小林 俊樹、トヨタ自動車 186
クルマとしての素性を伸ばすことで、ランドクルーザーの延長線上の走りではなくレクサスの独自の走りを追求できたという。目指したのは、ドライバーの意図に忠実でリニアな動きだ。
横尾氏は「レクサスの他のモデルのユーザーが乗っても、違和感のないオンロード性能を持たせている」と自信を示す。電動パワーステアリングの採用、従来比で+20%高剛性化されたボディ、3.5L V6ツインターボエンジンに10速ATを組み合わせたパワートレインの採用で、オンロードではスッキリとしたレクサスらしい走りを作り込んでいるという。
メインマーケットである中東やオーストラリア、ロシアのカスタマーがLXに求めるのは、卓越したオフロード性能だ。オンロード性能を伸ばす代わりにオフロード性能を犠牲にしては、LX本来の価値を損なってしまう。新型は、オフロードでもレクサスらしい上質な走りを目指したという。
「オンロード性能を磨き上げても、オフロード性能を犠牲にすることは一切なかった。上質なオフロード走行を目指した結果、(オンロード性能とオフロード性能という)相反するものを歴代最高レベルで両立できた(横尾氏)」
対地障害角や最大渡河深度の数値は従来モデルを踏襲するが、「マルチテレインセレクト」や「クロールコントロール」などのオフロード走行支援機能は最新版にアップデート。より緻密な制御を行うことで乗員が安心できる上質さを確保している。後退時に、手前で撮影された過去のカメラ映像を合成することで車両を疑似的に透過し、後輪付近の映像をモニターに表示する「バックアンダーフロアビュー」はランドクルーザーにもない世界初採用の技術だ。
次のページ>>4:多様化するユーザーのライフスタイルに応える2つの味
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
現行型ハリアー、初のお色直し。ハンマーヘッドフェイスへ
待望のスーパーGT開幕戦は「muta Racing GR86 GT」が逃げ切りトップフィニッシュ!岡山ラウンドGT300クラスリポート
【ギャラリー】音速で駆け抜けた34年の生涯。アイルトン・セナの輝かしいキャリアを秘蔵写真で振り返る
[VW ゴルフ 50周年]フォルクスワーゲンの歴史が切り替わった瞬間
33歳、フェラーリを買う──Vol.18 売却の理由
次世代住宅とクルマをセットで購入? ヒョンデの新型EV「KONA」とヤマダホームズの次世代住宅「YAMADA スマートハウス」をセットで販売
トヨタ新型「“9人乗り”ミニバン」発表! 最上級「VIP」は1000万円超え!? 斬新“大口顔”の商用バン「プロエース」波で発売に反響も
マクラーレンF1、マイアミGPでアップデート投入も“パーツ総入れ替え”にはならず「昨年ほどの規模じゃない」
国産車と同じ価格帯の輸入車を比較検討する時に最も重要なポイント
[音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファーの小型・薄型モデルでは、振動板サイズとボディの堅牢さを要チェック!
共にレッドブル黄金時代を築いたホーナー代表、天才ニューウェイの離脱にはなむけの言葉「彼には永遠に感謝し続けるだろう」
車検費用はクレジットカード払い可能?支払い方法の種類と車検に関するQ&Aを紹介
【目からウロコ!】ランクル250が注文できなかった人へ、次の一手は何をするのがベスト?
【日本人は知らない】超高級車に超実用車! 成功が見えてきた新顔「アメリカンEV」の世界を紹介
【ついに乗ったぞ!】「ランクル250」オフロード試乗 プラドからの進化、300との違いを実感!
欧州高級ブランドより200万円は安そう! 夏発売「クラウンエステート」の絶妙な商品力に注目
高級ミニバン「LM」が苦戦!? “大本命”6人乗り1500万円“バージョンL”が5月に登場か
【ホットハッチは好きですか?】ポロGTI生誕25周年モデル登場 227台限定で486万円
史上最強のディフェンダー“オクタ”まもなく登場。V8搭載で2000万円級も初回220台は即完売か
ホンダが斬新デザインの電動SUV「e:NP2」を中国で発売。足元揺らぐBEV市場に不安も…
WR-Vには負けられん! 「ヴェゼル」が新顔「ハント」を加えて色々テコ入れ、格の違い目指す