カロクロ、ヴェゼル、クロストレック。売れ筋「コンパクトSUV」のおトク&良いモノ選ぶならどれ?
掲載 carview! 70
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SUVのメリットといえば、大きめの車高が生み出す開放的な視界と、広々とした室内空間とトランク。家族や仲間との旅行やレジャーの際にも便利なのがSUVの魅力です。
今回の3台の中でボディサイズが最も小さいのがヴェゼルです。
カローラクロスとクロストレックの全長が4.5m弱なのに対して、ヴェゼルの全長はそれより140~150mm短い4340mmとなっています。
>>カローラクロス、ヴェゼル、クロストレックの内外装をチェックする
これはヴェゼルが、ある意味で1クラス下ともいえるBセグメント用のプラットフォームを土台としているからでもあります。
しかし、そんなコンパクトなボディサイズやクーペ風のスタイルからは想像できないほど室内空間が広いのがヴェゼル伝統の魅力で、2020mmというヴェゼルの室内長は3台中トップ。
その背景には、ホンダ自慢のセンタータンクレイアウトが大きな役割を果たしています。
自動車の部品の中ではかさばる燃料タンクを、通常の後席下ではなく前席下に配置するセンタータンクレイアウトのおかげもあって、ヴェゼルはボディサイズに似合わない404リッター(5名乗車時)というトランク容量を誇ります。
対するカローラクロスの室内長は1800mmとヴェゼルよりは短めですが、全長、全幅、全高のすべてが3台中で最も大きなボディサイズもあって、トランク容量は487リッター(5名乗車時)とヴェゼルを凌ぎます。
さらに、1620mmという高めの全高を確保しつつステップ高(前席)を425mmに抑えたことで、子供やお年寄りも乗り降りしやすくしている点は、日本の大衆車としての歴史を刻んできたカローラらしい美点といえそうです。
これら2台と比較すると、クロストレックの315リッター(5名乗車時)というトランク容量はやや小ぶりですが、これは基本的なボディをハッチバックの「インプレッサ」と共有しているからでもあります。
そのかわり、クロストレックはSUVらしからぬスポーティなプロポーションが魅力です。
(次のページに続く)
>>ヴェゼル・WR-V・ヤリスクロス。超売れてるコンパクトSUVを満足度の高さで選ぶならどれ?
【ホンダ ヴェゼル】>【クルクル動かせる!】360ビューはこちら
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