「クロストレック」改良。追加設定の特別仕様車はS:HEVなしに落胆の声も。新色の専用ボディカラーもネットではどんな反応?
掲載 carview! 文:杉山 元洋 9
掲載 carview! 文:杉山 元洋 9
スバルは2025年7月、「クロストレック」の改良モデルを発表しました。「クロストレック」は、スポーティで力強いデザインを持つクロスオーバーSUV。
コンパクトサイズのボディと本格的なSUV性能を融合することで、都会からアウトドアまで対応する多用途性で人気なのはご存知の通り。
今回の改良で目を引くのはボディカラーの見直し。アーシーな雰囲気のクロストレック専用色の「サンドデューン・パール」と、「シトロンイエロー・パール」を追加で設定しました。
ボディカラーのサンドデューン・パールについてネットでは、「ミリタリー感とスバルの真面目さをうまく融合させた」「ブラックパーツとベージュ系の落ち着いたコントラストは好感が持てる」といった意見が見受けられました。
一方シトロンイエロー・パールには、「都市にもアウトドアにも馴染めなそうな色合い」「微妙過ぎる黄緑系に特別色料金(3.3万円)を上乗せするのはかなりの猛者」という冷めた意見が多数ある一方で、「ウェブで眺めているうちにじわじわ好きになってきたかも」と、賛否両論あるものの現時点では「サンドデューン・パール」の方が人気の様子です。
カラーの変更についてスバル販売店の関係者は、「新色と入れ替わるように『デイブレイク・パール』『オアシスブルー』『オフショアブルー・メタリック』『サンブレイズ・パール」の4色が廃盤に。スバル車の代名詞でもあるブルー系が一気に3つ減った形ということもあり、唯一残った『サファイアブルー・パール』も人気ですね」と話してくれました。
ネットではとくに、「サンブレイズ・パールは最近のスバル車のデザインに似合っていただけに残念」と廃盤を惜しむ声も多く、市中在庫を探すという手もありますが、前出の販売店関係者の地域では廃盤色はすべて完売とのことでした。
また、「ドライバー異常時対応システム」と「ドライバーモニタリングシステム」との連携が強化され、運転中にわき見や居眠りを感知するとシステムが作動。パルスブレーキによる振動でドライバーにアテンションしつつ、周囲にはハザードランプの点滅スピードを高めることで迅速に異常を知らせる機能も追加されました。
これにより、新世代アイサイトなど高い予防安全性能で高評価だったクロストレックの安全性能をまた一歩強化したことになり、「安全性能にこだわるスバルらしく、目立たない部分でしっかり進化させてきたね」と評価されています。
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