シトロエン新型C4ピカソ、10月25日に販売開始
掲載 更新 carview! 写真:プジョー・シトロエン・ジャポン
掲載 更新 carview! 写真:プジョー・シトロエン・ジャポン
7年ぶりのフルモデルチェンジを受けたフレンチミニバン「シトロエン C4ピカソ」が、10月25日から発売される。新型からは、7人乗り仕様が従来までの「C4ピカソ」から「グランドC4ピカソ」へと名を変え、新たに5人乗り仕様も「C4ピカソ」として日本に初上陸する。ちなみに10月25日は、車名の由来でもある芸術家、パブロ・ピカソの生誕133年にあたる。
7人乗りのグランドC4ピカソと5人乗りのC4ピカソには、乗車人数の違い以上に独自のデザインやキャラクターが与えられている。
たとえばフロントフェイスを見ると、グランドC4ピカソでは薄型のLEDヘッドランプがシトロエンの“ダブルシェブロン”と一体化されているのに対し、C4ピカソでは独立させている。サイドビューは、グランドC4ピカソではグレーのラインで伸びやかに囲み、C4ピカソではCピラーをブラックアウトさせるとともにクロームでサイドウィンドウをシャープに縁取り、デザインモチーフの「C」をそれぞれの解釈で表現している。またリアランプの形状でも個性を表現するなど、独創性とデザイン力に定評のあるシトロエンらしさがクルマ全体に溢れている。
両モデルともに、PSAの新世代モジュラー型プラットフォーム「EMP2」を用いて開発された。グランドC4ピカソのディメンションは、全長×全幅×全高=4600(先代比+10)×1825(同-5)×1670(同-15)mm、ホイールベース=2840(同+110)mm。先代モデルから全高を15mm下げてスタイリッシュなフォルムを作りだす一方、全長の拡大を10mmに留めつつホイールベースを110mm延長して、広々とした室内空間を確保している。
一方のC4ピカソは、全長×全幅×全高=4430×1825×1630mm、ホイールベース=2780mm。同じく「EMP2」を採用したクロスオーバーの「プジョー3008」と比較すると、ボディサイズはほぼ同じながらC4ピカソのホイールベースが165mm長く、室内の利便性やより広いラゲッジスペースを確保している。「EMP2」の自由度の高さがクルマのキャラクターに合わせた設計を可能としているのだ。
フルデジタルのメーターパネルとタッチパネルが中央に鎮座するコックピットは、未来的でありながら落ち着いた装いで仕上げられた。大きなガラスエリアによる室内の“明るさ”も特徴的で、電動サンブラインド付きのパノラミックガラスルーフも全車に標準装備となる。イメージは「明るく開放的なロフト」とのことだ。
後席はすべて独立タイプ。それぞれ前後スライドやリクライニングを可能(2列目)とし、助手席のシートバックを前方に倒して長尺物を積むこともできる。3列目を格納した際のグランドC4ピカソのラゲッジ容量は先代から69L増えた645Lで、2・3列目を倒せば2181Lのフラットで大きなスペースが広がる(VDA方式)。
パワートレインは、全モデルが1.6Lの直4ツインスクロールターボ+6速ATという組み合わせ。最高出力は165ps/6000rpm、最大トルクは240Nm/1400-3500rpm。アイドリングストップ機能やパドルシフト、電動パーキングブレーキなどが備わる。安全装備も充実しており、6エアバッグやESC、トラクションコントロールなどはもちろん、フロント&バックソナーやブラインドスポットアシスト、360°ビジョン(フロント/バックカメラ付き)、インテリジェント・ハイビームなどが全車に標準装備となる。
価格は、「グランド C4 ピカソ Seduction(セダクション)」が347万円、「グランド C4 ピカソ Exclusive(エクスクルーシブ)」が378万円、「C4 ピカソ Exclusive(エクスクルーシブ)」が357万円。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
メルセデス・ベンツの『GLE』系と『GLS』にオンライン先行受注にて“Edition Black Stars”を設定
ラリージャパン2024“前夜祭”が豊田市駅前で開催。勝田貴元らが参加のサイン会とパレードランが大盛況
フランス人スター選手と一緒の気分? 歴代最強プジョー 508「PSE」 505 GTiと乗り比べ
セカオワが「愛車売ります!」CDジャケットにも使用した印象的なクルマ
トヨタWRCラトバラ代表、母国戦の勝田貴元に望むのは“表彰台”獲得。今季は1戦欠場の判断も「彼が本当に速いのは分かっている」
メルセデスAMGが待望のWEC&ル・マン参入! アイアン・リンクスと提携、2025年LMGT3に2台をエントリーへ
TCD、モータースポーツ事業を承継する新会社『TGR-D』を2024年12月に設立へ
ウイリアムズとアメリカの電池メーカー『デュラセル』がパートナーシップを複数年延長
“650馬力”の爆速「コンパクトカー」がスゴイ! 全長4.2mボディに「W12ツインターボ」搭載! ド派手“ワイドボディ”がカッコいい史上最強の「ゴルフ」とは?
フェラーリ育成のシュワルツマンが陣営を離脱。2025年はプレマからインディカーに挑戦
スバルBRZに新たな命を吹き込む 退役軍人のセカンドキャリアを支援する英国慈善団体
オープンカー世界最速はブガッティ!「ヴェイロン」より45キロも速い「453.91km/h」を樹立した「W16ミストラル ワールドレコードカー」とは?
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
【アルファード/ヴェルファイアはイヤ!】そんな人の選択肢になるかもしれない高級ミニバン「Vクラス」はどんなクルマなのか?
新たな仲間募集、JAFの給水素+給電カー、新型GR86の方向性…S耐最終戦で見えたトヨタと水素の現在地
【SUVだらけでお腹いっぱい】世間に流されず自分らしい車を探し出すための、愛車の「因数分解術」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!