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ノア&ヴォクシー試乗。快適な、最高のパッケージ

ミニバンでできること全てが進化

シートアレンジや収納という、目に見える快適性は十分に実感したが、今回のノア/ヴォクシーはもうひとつ、目に見えない(もしくは見えにくい)部分の改善にもかなり力を入れている。そのひとつが、運転しやすさと安心感のある走りを追求したことだ。

運転席に座ると、まずその視界の良さに驚く。近頃のミニバンには珍しく、センターメーターをやめて低くしたダッシュボードのおかげか、ボンネットが確認できて車幅がつかみやすいし、細いピラーと大きな三角窓で左右の視界も良好。サイドのベルトラインは低く、助手席側には死角対策の補助ミラーも装備している。1つ残念なのは、左車線に合流する際に目視で左後方を見ると、いくら薄型になったとはいえ3列目の跳ね上げ格納が邪魔に感じたことだが、あとは本当に見やすい。

パワートレーンは新たに設定された1.8Lのハイブリッドと、2.0Lのガソリンで、まずはガソリンモデルに試乗してみると、発進からとても軽やか。加速フィールはなめらか、かつ力強さもある。ハイブリッドはまだクローズドコースでの試乗だったため、それほどの優位性を感じることはできなかったが、それもガソリンモデルの出来映えが想像以上に良いせいでもあると思った。そして、直線路でのしっかりとした安定感はもちろん、カーブを曲がる時にもグラリとくる柔さのような挙動が小さく、安心して走り抜けられる。

実はここでも目に見えない改善点があり、フロント、リヤスライド、リヤハッチの開口部全体で、従来より180カ所も多くスポット溶接の増し打ちを行っているという。またアンダーボディにはねじれ剛性を高める構造を採用し、リヤサスペンションまわりにもボディ強化のためのブレースを追加。徹底的に剛性アップを試みているほか、整流フィンやアンダーカバーの採用で空力の面からも、安定した走行をサポートしている。また、ステアリングの支持剛性をアップするなど、ドライバーの運転フィールにも安心感があるため、平日はママが乗るというファミリーにとっても心強いはずだ。

こうして見てくると、運転する・乗る・使う・過ごす・積むといったミニバンでできること全てが、確実に進化しているノア/ヴォクシー。いわゆる自動ブレーキや追従式のクルーズコントロールなど、先進安全技術が追加されなかったのは残念な点だが、ミニバンとして最高のパッケージであることは間違いない。

【関連記事】ヴォクシー&ノアがFMC ハイブリッドは23.8km/L

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